どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

東京散歩(其の弐)

2004年11月12日 | 日記
目指す両国には、震災慰霊堂がある。伊東忠太の設計だ。

私には、設計に関する知識はまるで無い。

だが構造は別にして、外観や借景の優れた建築には美を感じる。

ところが、彼の作品の面白さはちょっと違うのだ。

ファサードや屋根や柱頭や、時には電球にいる怪獣。これが、魅力なのだ。

現実の動物もいるけれど、彼の想像上の怪獣も多く、でも、かわいい。

建物よりその獣たちに会いに行くと言える。

今まで、築地本願寺(これは凄く気に入った)、湯島聖堂、靖国神社、中山法華経寺(これもお気に入り)と見てきた。

今回はあまり好みでは無いと思ったが、でも確かめておきたかった。

両国へは、隅田川を越えなければならない。

今風に言えばリバーサイドで育ったことが無い私には、大きな川には魅かれるものがある。

どの橋を渡ろうか、これも楽しみの一つだった。―続く―


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする