朝は大した変化も無いと思われた体調も 時間を追う毎に回復しつつあるのを感じた
こんなちょっとした身体の変化でも 不愉快なものである
昨日 ほとんど寝たきりで過ごしている間 時間を無駄に過ごしている様な気がしてならなかった
恐らくは風邪であって そのうち治るだろうと思っていても こんな具合だ
病を抱えて日々暮らす人は どんなだろうかと思った
勿論次第に慣れてくるだろうし 良い意味での諦観と 病との付き合い方というものを習得していくのだろうが
そこに至るまでの自己との葛藤は 誰も身代わりにはなってくれない(なれないし)孤独の闘いだろうと思う
家族の為に生きる事が生きがいでもあり 愉しみでもあった母が病を背負った後 相当のジレンマを抱えた事を
私は 昨日 思い出していた
私もだが とりわけ父は 幾度も説き伏せ 時には叱咤激励し 時には過保護とも思えるほどだった
愛ほど難しいものは無い
私が望む貴方であって欲しいと思う
だが その望む相手は 決して自分の望みどおりの相手では無い
だからといって 愛が無いわけでは無い
こういう人なのだと丸ごと人を受け入れるのは 他人ならばそう難しくは無いが
生活を共にする者には 常に容易いというわけでもない
だからこそ私は 共に生活をするというゴク当たり前な人生を送っている人に 尊敬の念を抱く
そして それは 今までにはそれほど感じなかった親への尊敬にも繋がる
半分は当たり前 だが 半分は稀有な事でもあるのだ
決して羨ましいとは思っていない
自分にはその能力が欠けていた
それだけの事だ
こんなちょっとした身体の変化でも 不愉快なものである
昨日 ほとんど寝たきりで過ごしている間 時間を無駄に過ごしている様な気がしてならなかった
恐らくは風邪であって そのうち治るだろうと思っていても こんな具合だ
病を抱えて日々暮らす人は どんなだろうかと思った
勿論次第に慣れてくるだろうし 良い意味での諦観と 病との付き合い方というものを習得していくのだろうが
そこに至るまでの自己との葛藤は 誰も身代わりにはなってくれない(なれないし)孤独の闘いだろうと思う
家族の為に生きる事が生きがいでもあり 愉しみでもあった母が病を背負った後 相当のジレンマを抱えた事を
私は 昨日 思い出していた
私もだが とりわけ父は 幾度も説き伏せ 時には叱咤激励し 時には過保護とも思えるほどだった
愛ほど難しいものは無い
私が望む貴方であって欲しいと思う
だが その望む相手は 決して自分の望みどおりの相手では無い
だからといって 愛が無いわけでは無い
こういう人なのだと丸ごと人を受け入れるのは 他人ならばそう難しくは無いが
生活を共にする者には 常に容易いというわけでもない
だからこそ私は 共に生活をするというゴク当たり前な人生を送っている人に 尊敬の念を抱く
そして それは 今までにはそれほど感じなかった親への尊敬にも繋がる
半分は当たり前 だが 半分は稀有な事でもあるのだ
決して羨ましいとは思っていない
自分にはその能力が欠けていた
それだけの事だ