どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

ちょっと知るだけで 嬉しくなる

2008年09月09日 | 日記
30年ほど前になるだろうか ナイキのコルテッツが上陸したのは

ナイロン製は6800円 レザーは9800円だったと思う

トラッドとアメカジとヘビーデューティーにぞっこんだった私は 両方買った

スニーカーという言葉も定着していたかどうかの時代

コンバースのシューズと並び たかが運動靴としてはそれは高かった

NIKEをナイキと読めずニケという人もいたのだが 実はそれは正しかったのだと後で知った

あるランナーの映画を見た時のことだ

それはギリシャ神話の勝利の女神 ニケ からとったのだということを


通称ロクヨンのマウンテン・パーカーを買ったのもこの頃で 

デイパック(デイパ)なんてまだまだ珍しく 決まって今日はどこかにハイキング?なんて訊かれたりしたもんだ


なんでこんな話をするかというと タラスブルバというアウトドアのブランド(アシックス)があるのだが

その名前の由来を始めて知ったからだ

隊長ブーリバ タラス・ブーリバからだった


私はこの映画を見ている はずだ

はず というのは映像の記憶は無いのだが 父がそれを面白がって言うのを耳にしたのをはっきり覚えていて

さほど映画館には行かなかったが 昔は洋画をTVでよく放映していたし 好んで見てもいたからだ

(これだけは 子供の夜更しも昼間のTVも許された)


今では珍しくもなくなったゴアテックスの防寒着を開発した 当時のアシックスの開発担当部長が 

ゴーゴリのこの作品をこよなく愛していたそうだ

その話を聞いたロシア人が ドストエフスキーの「白痴」でなくて良かったと言ったとか^^

これは全て米原さんの本で知ったことなのだが

だからどうということもないのだが こんな事をちょっと知るだけで 嬉しくなったりする 
コメント (4)
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