どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

私は両親の本当の子供だろうか

2009年05月21日 | 日記
入院中だった父が自分の死期を悟った時 家に帰りたいと言った

不安でイッパイだった私が やるしかないと決めたのは 臆面もなく言うと 愛していたから

その頃のことは 日記に書いてある

そうして帰った翌日 父は 枕もとの私にこれからするべきことの全てを説明してくれた

ここにあの書類があるから あの引き出しにはこれがと 

葬儀のこと 都霊園の墓地の手続き 年金の停止 土地と家屋の相続 全て指示してくれた

それまで何も知らずに来た私でも 几帳面な父のおかげで 何ひとつ迷うことはなかった

一人身の私を心配して 相続に関することは全て私に任せるという一筆も書いてくれた

ただ ○子(姉)にも分けてやってくれよな 喧嘩はするなよ そうも言った

父の貯金は 義兄が亡くなったこともあって 全て姉に譲った

不動産は 私が住んでいる家と土地だけなので 父はすぐに名義変更をするようにと言ったのだが

実は なかなかできなかった

仕事が忙しかったこともある

誰に託してよいかもわからなかった

だが一番は 私一人が横取りするようで 気がひけたのだ

姉と共同でとも考えただが 私はややこしい法的関係を持つ予定も そのつもりも今後一切ない

私が此処を守ることは 今の私にはなんとかできるし おそらく 姉と姉の一人息子を守ることにもなるだろう 

そう 判断した

姉も そういう私の考えを信じてくれた

父が亡くなって3年 重い腰をあげてようやく着手した

これが 私が苦手なことの真相である

司法書士を選ぶことから始まった

決め手は縁だということにした

先日 一日休暇をもらって会って来た

なんとなくだが 悪くない感触にほっとした

それまで実印など必要の無かった私だったが 父が亡くなってから必要に迫られて作った

ところが 案の定縁がないまま時が過ぎた

今回探したら 実印はあるのだが登録カードが見当たらない

隠し場所は そう多くはないはずなのだ

思い当たる場所を捜索したが 見つからない

かわりに 机に敷いているマットの下から 古いお札が出てきた

更に 5000円分の未使用のメトロカードも

几帳面だった父の子供とは とうてい思えない^^

更にだ

今日 7時までやっている区役所に印鑑登録カードの再公布の手続きに行った

仕事帰りに慌てて飛び込んだのだが なんてこった

あまりに急いでいたせいか 会社にお財布一切を置いてきてしまっていた

それも 手続きをしようという段になって 初めて気が付いたのだ

鞄の中をひっくり返しても 一円も出てこない

まぁ 一円あっても何の足しにもならないが

悪魔の言葉が 思わず口から出る

なんてこった もう~ くっそ~ 

いくら粗忽者とはいえ 全てが後手後手

母は 泥縄を何より嫌ったのに

本当に私は両親の子供なのだろうか

心底 自分にあきれつつ疑いたくなる 今日はそんな日
コメント
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