天気はまあまあなれど 今日は本を読む日とする
先日 半分ほど読み終えたと書いた『刑務所図書館の人びと』を読み終えた
刑務所という特異な場所にある図書館は 単に何かを調べたり本を読むだけの場所ではなく 受刑者どうしのちょとした手紙の交換場所であったり 時には創作を通して自分と向き合うことを知ったり あるいはそんなことは考えずに単に暇つぶしだったり 夢や希望を抱いたり 時に救いを求めたり
でもそれが図書館というものかもしれない
描かれる受刑者たちも当然ながら 出自も環境も違えども誰もが自分の物語を持っている
それは作者とて同じであり 生まれも学歴も恵まれながら落ちこぼれてしまったユダヤ教の青年が 受刑者や刑務官との関わり合いの中で自己を見つめなおしていく
運命から逃れることができなかった命もあるが 客観的に そして少しセンチメンタルにユーモアを加えた筆致のせいか 読後感は悪くなかった
それにしても 刑務所にいるということは罰なのか償いなのか それとも矯正なのだろうか・・・
先日 半分ほど読み終えたと書いた『刑務所図書館の人びと』を読み終えた
刑務所という特異な場所にある図書館は 単に何かを調べたり本を読むだけの場所ではなく 受刑者どうしのちょとした手紙の交換場所であったり 時には創作を通して自分と向き合うことを知ったり あるいはそんなことは考えずに単に暇つぶしだったり 夢や希望を抱いたり 時に救いを求めたり
でもそれが図書館というものかもしれない
描かれる受刑者たちも当然ながら 出自も環境も違えども誰もが自分の物語を持っている
それは作者とて同じであり 生まれも学歴も恵まれながら落ちこぼれてしまったユダヤ教の青年が 受刑者や刑務官との関わり合いの中で自己を見つめなおしていく
運命から逃れることができなかった命もあるが 客観的に そして少しセンチメンタルにユーモアを加えた筆致のせいか 読後感は悪くなかった
それにしても 刑務所にいるということは罰なのか償いなのか それとも矯正なのだろうか・・・