暗くなったり明るくなったり 雨が降ったり晴れたりの一日
天気は色々な顔を見せているが 私の日常は変化なし
家事をし ノルマをこなし ビール付き食事をし 数学の問題を解き 本を読み そして寝る
生産的な行為は無く 自分のためにだけ生きているようなもの
そうなるとわかっていたし それを望んだのも確かなので 自粛生活の今ということもあって今は少々退屈ではあるけれど 後悔も不満も無く それで寂しいとか孤独だという気持ちも抱いてはいない
ただ 予定には無かっただろう先に妻を失うということになってしまった父の 一人で過ごすウィークデーの時間のことを 今 暇になった自分が想像すると どんな思いで過ごしていたのだろうかと考えることがある
日々の家事や庭仕事をしながら私との週末の時間を楽しみにしていた父だが 埋めようとしても埋められない寂しさを抱えていただろう
母のあとを追うようにして一年ほどで亡くなったことと併せて考えると切なくなるが それも人生