お風呂本として買った朝井まかての『銀の猫』を読み始めた
少し前に買ったもので お風呂で気軽に読めればという気持ちで選んだので 内容についてはすっかり忘れていた
読み始めて 江戸時代に病人介護の仕事をする女性が主人公だったのかと思い出す
こうした介護職(本の中では介抱人と言われている)については作者のフィクションだそうだが 「武家の主である男性は親の介護のためといって主君に届をだしたら、介護休暇がとれた」とあるくらいで 家長自ら率先してやることになっていたそうだ
建前であり 「やっている振り」ということもあっただろうが(親子で契約書を交わすということもあったというから) 親孝行が貴ばれた時代だから 嫁の仕事と押し付けずにあるじ自ら率先して介護にあたったら さぞかしカブが上がったことだろう
私はおそらく 介護はされてもすることはもう無いだろうと思うが これからいつかは経験すると思う人は 軽い気持ちで読んでみるのも良いかもしれない
って まだ一話しか読んでないんだけどね~