どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

親の誕生日

2022年08月20日 | 日記

母94歳の誕生日

生きていれば・・・

今年も「死んだ子の年を数える」がごとく 数えてしまう

生きていたらどのような姿で どのような生活を送り 私とどのような会話をしただろうか

あるいは寝たきりだったり 認知症だったりで 意思の疎通もなくなっていただろうか

まさしく 先の言葉の様に「言ったところでどうしようもないことを」 時折考えてしまう

 

明日は父の 数日後には私の誕生日ということで まとめてお祝いをしてきたこともあって ひとりになった今もお祝いをしている

といっても一緒に家の食卓を囲んで飲み かつ食べ かつ楽しく話をするだけのこと

私からはそれぞれ父と母に 私には両親からとしてそれぞれ贈り物をしてきて それをあれこれ考えるのも楽しかったが 当然今はそれは無い

今日もメニューを考え 両親の写真を前にしてひとりで乾杯

 

夕方 姉から 今日お母さんの誕生日でしょ 生きていたら94歳ね と電話をもらう

家族の中で姉だけが3月という仲間外れだが 誕生日会は姉が嫁いでから始めたものなので 姉はそれがどのようなものであったかは知らない

姉は 照れるのか恥ずかしいのか ツンデレなのか気取っているのか 親と一緒になにかすることに進んで参加するタイプではなかったが でも決して嫌だったわけではない

姉には姉だけの両親との記憶や関係があり 私には私だけのそれがあり それは一致する部分もあれば そうでないものもあるだろう

離れたそれぞれの場所で 姉妹はそれぞれの中の両親を思い出す

そんな親の誕生日

コメント (2)
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