来年は辰年ということで 絵日記に竜でも描いてみようかと
辰・竜・龍と漢字はいろいろだが 違いはあるのだろうか
私の感覚では 方角や時刻・干支などを示すのには辰 竜はタツノオトシゴのイメージで 龍は天井画や刺青に描かれるもの という感じ
で 英語ではドラゴンっていうけれど でもよく見ると「タツ・リュウ」とドラゴンは同じ生き物じゃ無いように 私には見える
なんといっても龍は昇り龍という言葉があるように 飛翔するのとは少し違う
辰という漢字が「振るう」という漢字に由来するらしいのだが いわば 稲妻のようなものの化身が「龍」だといっても良いかもしれない
なんといっても水神でもあるし 雲龍図にあるように雲とも近い関係だ
龍が天に向かっていく姿は まさに稲妻のようであり 天地を震わすがごとくに見える
そういえば 竜巻なるものもあるしね
ドラゴンは翼を持つ生き物として描かれているけれど 龍はそれを持たずして天空を駆け巡るのだ
多分 調べれば誰かしら文献をもとにした本を書かれているだろうけれど 私はこの程度
ところで 龍の爪の数が違うことを初めて知った
ツメの数というか 指の数とも言えるかもしれないが
龍の爪は 中国では権威の象徴ということで 皇帝は5本 格下になるにしたがって4本 3本となるらしい
日本ではどうかというと そもそも架空の生き物に正解なんてあるはずもなくて 3~5本と好きなように描かれているようだ
鬼の指は3本だし 鳥は4本だけれど1本は後ろのほうにあるから 3本のように見えなくも無いし
ところで あの龍の抱える玉は何でしょうね
仏教発祥の「如意宝珠」というものだそうで あらゆる願いをかなえる力を持っているのだそうで
ドラゴンボールなるマンガを見たことが無いのだが もしかしたらそれを探す話?
母は辰年で 十二支のうちで架空の生き物は辰だけなのよと わけのわからない自慢をしていたっけ
色々考えながら龍を描いてみたけれど モデルの無い想像上の生き物はやっぱり難しいや