どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

徘徊報告―目白界隈(日立目白クラブ)

2018年03月23日 | 日記
教会の前の道の突き当りが「目白クラブ」である



昭和3年というから 母と同い年になる

もとは宮内省によって学習院の学生寮として建てられたものだが 今は日立の所有(昭和28年より)になっている

スパニッシュ風の赤い瓦屋根に白い壁 高い煙突に縦長のアーチのある窓 正面に見える段々の意匠は 当時の学生にとっても学び舎として申し分の無いものだったのではないかと思う


 

ここも近衛邸の敷地だったというから いったいどれだけの土地を所有していたのか

ここには7棟あるらしいのだが 周囲を見たところ なにやら工事中のようだった

正面玄関にある建物はまずまずだったが 裏にある建物はかなり傷んでいる


今は使われていないのか この写真よりももっと荒れた棟もあったのだが 載せるのはあまりに悲しいのでそれはやめておく

耐震補強なのか 改装なのか あるいは撤去なのか 工事人が入っていた

もしも建築物としての寿命を終えているのであれば いっそ撤去して欲しいと私は思う

私の好きなスタイルであるだけに 捨て置かれたままの姿はあまりに寂しく切ない


目白駅まで戻る途中の急な坂道

その先に見えるのは山手線
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 徘徊報告ー目白界隈(目白ヶ... | トップ | 徘徊報告ー旧小笠原伯爵邸(... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
昔の日本・・・ (みらい)
2018-03-27 23:08:21
上流階級はものすごかったのですね。
今もまあ格差はありますが、規模が違う気がします~
ワタシはどうせ庶民だもんっ!と思ったりもしますが、
お金持ちには頑張って文化を残してほしいです~ww
返信する
みらいちゃんへ (yokochann)
2018-03-28 04:50:31
おはよう~みらいちゃん。
そうそう、ノブレス・オブリージュの精神です。
特権階級は、それを持たない人に対するある種の義務があるのです。
それがなければ、ただの成金。
返信する

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事