お米が前年比9割高だと報じられた
むかつく!
そんなことはだねえ お米を買って ほぼ毎日炊いて食べている人間なら とっくにわかっていますって
数年前から 老後の資金について 幾らあれば良いのかといったことが時々話題になっている
自分の収入と生活設計を照らし合わせて ある程度の金額が示される
その一方で 高齢者の多くがまとまった資産を残したまま亡くなるけれど 墓場まで持って行けるわけじゃないし 残すことを考えるよりも有効に使うべきだ ということを言う人もいる
そんなことはだねえ とっくにわかっていますって(またか)
私だってできれば プラスマイナスゼロで何も残さずに綺麗に人生を終えたいとは思っている
子孫のいる人ならなにがしかを残してあげたいと思うようだが それよりもまず 家族に迷惑をかけないように せめて負の遺産は残さないようにと考えるだろう
それに 寿命 とりわけ健康寿命が決まっているのなら計算も可能だけれど それが不可能だからこそ そこそこの物を残そうと思うのだ
物価に応じて年金も上がり 病気になっても医療費は無料に近く 身体に障害を持つことになっても問題なく生活できる支援が受けられる
そんな社会であったなら 六文銭さえあれば十分なのだ
要するに 年老いてなお生きていくことに不安があるからこそ 墓場まで持って行けないとわかりつつ 皆さんそれなりに計画を立てて貯金や資産運営をするのだ
自分が働いて残した分は 自分で消費して楽しい老後を送りましょう などと言う人は 何が起きても守ってくれる人が身近に存在する極めて恵まれた人としか 私には思えない
ワタシは、もし少しでも貯金が残るようなら、
猫さんの団体に寄付しちゃおうかなと思ったりします。
あるいは永代供養用のお寺さんへ、とか。
でも、それをチョイスするのが大変そう・・・
恵まれた人・・・実際は少ないですね。
公助・共助はあてにできず、自助と自己責任を求められる国ですから。
多くは求めないけれど、介護疲れによる殺人や自殺の話を聞くと、家庭を持つことに魅力を感じなくなる人がいるのも、少し納得。