図書館に予約した本の順番が やっと回ってきた
『消費される階級』(酒井順子著)
予約してからすでに数か月が経過しているので 気持ちを持って行くのに少しだけ時間がかかる
すぐに本を手にできないと 旬を失うこともある
彼女の著作を読むのは初めてになる
『負け犬の遠吠え』という本が話題になったのは 20年も前のことか
なんとなく 本から感じる微かな空気が私とは無縁のところにあるように感じて 手に取ることは無かった
多分 それは自分を負け犬だとか あるいは勝ち組であるとか そういう座標軸を私が持っていなかったからだろうと思う
世間からはどう見えるか それさえ考えることはなく そういう意味では可愛げのない頑固者である
むろん 人とまったく比べることなく生きてきたわけではないけれど いつからか無意味だと思うようになった
でも それは年齢的なこともあるのかもしれないなあ
それに私には夫や子供がいないこともあって そのことで他の家族を羨ましく思ったり 比較して「上」か「下」かといったことに一喜一憂することも無かったし
今日はとても暖かく 暖房を全く必要としない日となった
太陽の光も高さも 日々刻々と変わっていくのを感じる
弊害もあるだろうけれど 暖かい冬は本当にありがたい
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