若き見知らぬ君へ

昨夜は早寝したせいか　今朝は快調な目覚め

朝のご挨拶をとカフェを開けば　友達申請が来ている

はて　ＩＤには全く見覚えが無い

一度でも訪問を受けていれば　記憶の片隅には残っているもの

当然　私の記録にも足跡は無かった

相手のページを見に行った

プロフは無かったが　どうやら子供のようである（日記に書いてある事が本当ならば）

彼の友達紹介には既に何人かが並んでいる

格別私の知り合いは居ないし　何処から来たのかも疑問である

彼は私の日記を読んだ事があるのだろうか

一体何処が気に入って友達になろうというのか

酔っ払いのところでも気に入ってもらえたか＾＾

私は今まで友達申請を断った事は無い

断りたいほどの人は居なかったし　何より断ることの面倒を引き受けるより承認したほうが楽だからだ

承認した途端に訪問が途絶えた時はハテナマークが頭を過ったが　そんな事はどうでも良いと思っている

承認した人で会話のある人もいれば　互いに申請しないまま会話のある人も居る

友達というものを勘違いしているね

友達ってのは　確認作業するものじゃない

君はまだ若いから判らないだろうけれど　本当の友達とは　僕たち友達だよね　なんて言わないもんだ

昔　澁澤さんの三島さんに対する友情の言葉を書いたことがあるけど　

友情でも愛情でもそういうものだと思っている

たかがネットの友達だからお遊び感覚でいこうというのも　それはそれでひとつの考え

私はそうは思わないし　そういう考え方は好みではない

加えて君は若い

大人の多いネットで遊ぶより　良し悪しは別として実体験を増やして欲しい

それに　少なくとも友達になりたいのなら足跡くらいは残すのが礼儀でしょ　日記を読んだよってね

私は申し訳無いけれど　君の申請は拒否するよ

反論があるなら言ってきなさい

君が年齢を超えて友達になりうる人物かどうか判るだろう