どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

人は見ているものだ

2008年09月17日 | 日記
週の初め(通常月曜)は 5分ほどの朝礼がある

私が入社した頃には無く 半分職人気質というか そんな雰囲気だった

それが好きだった


この朝礼が また酷く退屈ときている

しかも 社長のそれに対するコメントってのが 邪魔臭い

長い付き合いで全てを悟っている私は 上手いこと逃れている

それを知っての そして 自分の良心にも恥じない程度の事を ギリギリの選択で話している

新人が入って一番嬉しいことは 二ヶ月に一度だった順番が 三ヶ月に一度になったことかもしれない


虚しい言葉に真実は無い

スローガンにも標語にも

それは 此処の足跡一つでも

人の行動にこそ それはある

人は見ているものだ


酔っ払いにしてはマジな日記と 今日は自分を褒めて寝ることにする
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これが私の敬老の日です

2008年09月15日 | 日記
そういえば・・・敬老の日でした

祖父母は勿論のこと 老親も居なくなり いくらなんでも私自身にはまだまだ遠い話ですので

カフェには私より人生を長く生きた人がおられて あえて図々しく友人と名乗っていますが

私自身が 日頃年齢も性別もほとんど無視していますもので

先を歩く者 人生を少しだけ長く見てきた者へのある種の尊敬はありますが

年齢そのものへの関心というよりも 自分の今 今の自分をどう生きているか

面白いと言っては失礼かもしれませんが 有名な人も無名の人も その全てが良くも悪くも手本です

午前中に面白いサイトを見つけました

マリアン・マックパートランドがホステスを務めるジャズピアノのサイトです

マッコイ・タイナーとハービー・ハンコックを見ました

あの音があって この音が生まれる

どんなに画期的と思われるものでも 全く何も無いところから突如湧いて出るものでは無いのです

何となく嬉しくなりました

だからラスコーやアルタミラの洞窟の壁画にも 十八史略にも 西行にも 感動できる

勿論 他にもエトセトラ えとせとらです

とても多過ぎて書ききれないほどの あらゆる先達に感謝です

これが私の敬老の日です     
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こんな疲れは最高だね

2008年09月14日 | 日記
深夜の高速バスが出るターミナルの雰囲気には 独特なものがある

旅費の節約という人もあるだろうし 早朝に希望の場所に辿り着くのにはこれしか無いという人もいるだろう

東京から各地へと流れるバスのアナウンスはひっきりなしで それぞれの想いを乗せて都会をあとにする

不思議なのはキャンセル待ちをする人たちがいることなのだが 無かったらどうするのだろうか

他人事ながら心配になる


どういうわけか このバスは眠れない

ごく普通の電車でもバスでも眠ってしまう私なのに 

このバスはリクライニングでけっこうゆったりなのだが(特に小柄な私には) それでも何度も目を覚ます

半分凍らせたビールとブルーチーズを持って出たのだが 今回も熟睡とは無縁だった


何度目だろうか 目を覚ました時に雨が窓にあたるような音が聞こえた

3列中央の私の席からは 外を覗く事ができない

雨になるから傘を持っていきなさい そう言ってくれた人がいたが どうやら雨模様らしい


福井のバスターミナルに着いた時 姉から携帯に電話が入った

傘持ってる?

うん!雨になるから傘を持っていきなさいって言ってくれた人がいてね だから大丈夫!

此処から姉の住む大野までは バスでも電車でも1時間

迎えに行ってあげるという姉の申し出は いつもお断りしている

負担もかけたくないし 心配でもあるからだ

それに 市内散策もしたかった


義兄が生きていた時 姉一家が上京して東京を楽しむことはあったが こちらから出向くことは無かった

もしも義兄が健在であったなら 私は此処をいつ訪れようと思っただろうか そうしただろうか

賢者の贈り物ではないが これもまた暖かく切ない贈り物である


傘をさしながらの徘徊も愉しかった

福井城址も見たかったものの一つ

明治以降 城が取り壊しになったとはいえ 此処のようにそこに県庁をぶっ建てた というのは少ない

普通は 公園やら博物館やら郷土資料館やら そんなものだ

堀はまずまず

竣工昭和6年の教会も見た

雨でなければもっと歩くつもりだったのだが まっ 朝食を兼ねてイッパイだ


越前大野までのバスの中 ゴウゴウと眠った

その間に雨は上がり 夏になった

姉が車で駅まで迎えに来てくれた

おっ イイ音かかってるじゃん

そう言ったら これ ○チャン(私)がくれたじゃないと^^


一周忌ともなるとゴクゴク身内にしか伝えていないものだが 義兄の一番の友達からお花が届いていた

互いに東京の大学に進み 同じ寮で青春を過ごした友人


浄土宗のお経は 我が家の日蓮宗のそれとは違い なんだか長閑というか 音楽になっている

宗派の違い それの生まれた時代背景をも考えると それもまた面白いものだ

ほら 法然さんの像もあるでしょ なんて甥に言いながら寺を見たら 足長バチの巣も見つけた

都会人はこういうものに目ざといのだ(怖いから^^)

お寺の人は あららら なんて


午後からの式だったのだが 姉はお返しにあれこれ配るというので同行する

本家の人に ゆっくり寄っていってと言われたが 今夜のバスで帰るからと

私には私の生活がある

姉の此処での生活が大事で愉しいものであれば 何もいう事は無い


六呂師は姉の家から一番近いスキー場である

その近くの温泉に行った

格別姉との話はない

姉からは 今通っている学校の生徒の話など聞き 私は旅の話や会社のことなど


夕刻 食事(というかイッパイだ)を

車では飲めないのでタクシーを頼む

姉と飲むのも久しぶりだ

下戸だった義兄の血を受け継がなかった甥はこの10月で成人だが けっこうイケる口

父が生きていたら喜んだだろうな と思う


バスか電車か どちらかで福井へとと駅まで歩いたら 丁度電車の出発時刻で姉との挨拶もそこそこ 慌てて飛び乗った

電車の中でもゴーゴー寝た


20時を過ぎたばかりの駅前はすでに真っ暗で 地方都市とはこんなものかと

程なく姉から電話

ありがと 明日は電話しないけれど 気をつけて帰ってと

言葉の数じゃない

年月の重さと信頼と誠実さ


帰りのバスもやはり眠れなかった

時間調整なのか 何度かサービスエリアだかに停車したようだったが 私は降りなかった

帰宅して昼近くまで眠ったあと いつもの家事

ちょっと疲れたが 実に心地よい疲れ

こんな疲れは 最高だね
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じゃ 行って来ます

2008年09月12日 | 日記
す~さんの家のそばの揚げせんべいが美味しいので それを姉の土産の一つにしようと頼んだ

おまけに彼の母上お手製の梅干と DVDが付いてきた

姐さんの姉さんに宜しくと(実にイイ奴だ!)


姉には こちらでしか買えない甘いものも買った

世話になっている姉の義弟の家にも

そして 当然の礼服(及び バッグに靴)

先日の旅行よりも大荷物になった


でも 帰りはきっと軽くなる

こんなこと言うのはちょっと照れくさいけれど

姉のところに置いてくるのはお土産だけじゃなく 私の気持ちもだから


あ~ 財布の中身も滅法軽くなった~!

じゃ 行って来ます
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我が心に

2008年09月11日 | 日記
目覚ましにしているNHKのTV

画面の時刻と腹の探り合いをしながらの起床は毎度のこと

今朝は 何度かそうしていたら 6時55分になっていた

家を出るまで40分!

お風呂に10分 朝食に10分 ゴミをまとめて身支度(及びトイレ^^)を含めて20分

実に ゆとりある生活(ほんとか?)


今夜は今夜で 袱紗はどこだ お数珠はどうした

まっ それも無事に完了


明日の深夜バスに乗り 日曜の朝に戻ります

その日は 半分死んでるけど

でも万年春風少女の姉に会うのは 楽しみです


こんなに色々な通信手段がある世の中だというのに 姉とは滅多に無い

だが それは お互いの生活に対する思いやりからというだけではなく 

言葉の数を必要とはしていないこと それが無くても充分互いを知っていることの証

仮に 一生会えなくとも 会話が出来なくなろうとも 

それは ノープロブレム!


我が心に近しいもの

それは 場所と時を越える

我が心に遠いもの

それは 存在しないのと同じ
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