今日2月22日は「にゃん」「にゃん」「にゃん」で「猫の日」だという
寒いのが苦手な猫にとって 皮肉にもみぞれの降る寒い日となってしまった
2が何故に「にゃん」になるのか 非常に苦しいような気もするけれどまあいいか
それなら「犬の日」は1月11日かと思ったら 11月1日なんだって
11月11日でも良かっただろうにと思うけれど(いいワンワンとか) 何とかの日なんてこんなものかもしれない
以前 我が家にまだ庭があった時には ニャンコの落し物が多かった
滅多に庭に出る事もなかったけれど それでも時々 縁側で日なたぼこをしている丸々と太った目つきの悪い野良猫を見かけることがあった
ひとの来ない 安心して過ごせる土や芝生のある天国のような場所だったのだろうと思う
急に庭に現れた私とにらみ合いになっても全く動じることがない
あるじであるこちらのほうが侵入者のようだった
ここに越して1年 もう彼だか彼女だかを目にすることは無い
最近は野良猫自体を見かけることがずっと少なくなったし 去年の朝散歩の時に見かけた猫しか記憶に無い
私の子供の頃に比べたら野良猫が生きる環境は相当厳しくなっているのだろうと思う
我が家の庭から消えたものは自然であり多くのいのちであり 猫はそれのほんの一部にすぎない
自然のいのちはやっかいだし 時に手に負えないものとなるめんどくさい代物だけれど それでも失ってみるとどれだけ大事だったかが良くわかる
ひとが時にやっかいで手に負えないめんどくさい存在になるのも それでもかけがえの無い大事なものであるのも やっぱり自然の一部だからろうか
我が家の庭でのびのび過ごしていたあのデブ猫は 新しい天国のような場所を見つけただろうか