みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

伊吹山の花3/センブリ・ツリガネニンジン・クサフジ・ナギナタコウジュetc

2005-10-14 14:03:24 | 花/美しいもの
伊吹山はすっかり秋も深まり、
あかるい高原には、ススキが群生していました。


センブリ(リンドウ科)
日の当たる登山道の戻り道、足元に
きれいな星形の花を見つけました。
写真を撮っていると、なんという花ですか、
と登山者に尋ねられましたが分かりません。
あとで調べたら、センブリでした。


「1000回振り出しても苦みがなくならない」
ということが、「千振(せんぶり)」の名前の由来です。
胃の薬として有名な薬草。
「良薬は口に苦し」「目に美し」です。

  

クサフジ(マメ科)
淡い青紫の花がうつくしい、藤ににたクサフジ。
  
ツリガネニンジン(キキョウ科)
釣鐘型の花が咲く朝鮮人参という意味で
ツリガネニンジンと名付けられたとのこと。
朝鮮人参のような薬効があるのでしょうか?
  

ナギナタコウジュ(シソ科)
なぎ刀のように反りかえった花に納得。
全草に強い香りがします。
  
ヤマハッカ(シソ科)
花はミントやハッカに似ているけれど、
なぜかハッカの香りはしません。
ひんやりと湿ったヤブに、たくさん咲いていました。
  

ぬけるような青い空には
ハンググライダーが飛んでいました。

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フェロシルトは産廃だ!~なんと混入廃液は14万トン

2005-10-14 07:41:50 | 市民運動/市民自治/政治
朝早く目が覚めて、朝刊各紙を見てビックリ。
中日新聞と岐阜新聞の一面トップは、いずれも
「フェロシルト問題 混入廃液は14万トン」。
朝日・毎日・読売も社会面のトップ記事です。

昨日、フェロシルト問題の元凶である石原産業が、
別の工程で出た産廃を混ぜていたことが明らかになったばかり。
会社側の言い訳は、
「四日市工場の副工場長が部下に命じて提出させたこと。
だから、組織的なものではない」。

今日さらに、使用済み硫酸から出る「産廃廃液」は、
全体の4割もの混入量だと、明らかになりました。
浮かした産廃処理費は、14億円。

これはもう組織的犯罪というしかありません。
強い憤りを感じています。

まぎれもなく、フェロシルトは産廃です!

岐阜新聞の記事(10/14付)は、
『フェロシルト 混入廃液は14万トン 
 埋め戻し材「フェロシルトに産業廃棄物の廃液が意図的に混入されていた問題で、製造元の石原産業(本社大阪市)は13日、混入した廃液は混入させたフェロシルトのおよそ半分に当たる14万トンに上り、混入させることで産業廃棄物の処理費を大幅に浮かせていたことを明らかにした。・・・・・・』


中日新聞の記事(10/14付)は、
『フェロシルト問題 混入廃液は14万トン
 化学メーカーの石原産業(本社大阪市)が、土壌埋め戻し材「フェロシルト」の製造の際、別の工程から出た重金属を含む廃液をまぜていた問題で、該当するフェロシルト約33万トンの内、混入させた廃液が約14万トンと4割の量を占めて射いたことが分かった。同社によると、14億円経費節減につながったという。13日に岐阜市内で合った「岐阜県フェロシルト問題検討委員会」の終了後、安藤正義常務が報道陣の質問に答えた。・・・・・』
 
 
10月13日付け・中日新聞記事
『フェロシルトに産廃廃液混入石原産業、処理費軽減で
 土壌埋め戻し材「フェロシルト」を使った土壌から環境基準を超す六価クロムとフッ素が検出された問題で、製造元の石原産業(本社大阪市)が・・・別の工程から出た廃液を混入していたことが分かった。・・・・・岐阜県の古田肇知事は「フェロシルトが不適切な方法で製造され、さらに誤ったサンプルの提出も故意に行われたことは言語道断で、強い憤りを感じる。会社としての責任を明らかにするように求めるとともに、六価クロムなどの検出原因を究明し、環境省とも協議のうえ法的措置を含めた対応を検討する」とコメントした。・・・・・』


毎日新聞は社会面トップ(10/14付)で
以下のように報じています。
『「有害」を「有益」と装い 石原産業処理費削減狙う
 土壌改良材「フェロシルト」の製造元・石原産業(本社大阪市)が産業廃棄物を混入して「リサイクル製品」と偽った問題の背景に、製造過程で産業処理費を削減させたいという意図が浮上した。有害製品を「有益」と偽った企業モラルが厳しく問われる一方で、フェロシルトの十分な審査を怠って認定した三重県の甘い対応にも批判が出ている。住民らは、「石原産業の行為は論外。行政はフェロシルトを産廃と認定すべきだ」と憤りを隠さない。・・・・・』



「フェロシルト問題」の情報は「てらまち・ねっと」から


その後の経過の詳細(てらまち・ねっと10.17記事)

フェロシルト混入廃液は11種類(10/22最新情報)

フェロシルトが(合法的に)大量投棄された
愛知・岐阜・三重の造成地では、有害物質の六価クロムや
フッ素が溶けだし、放射性物質も検出されていて、
放置することはさらに汚染を拡大する危険があります。
石原産業に関しては、さらに愛知県の許可証も偽造か?と、
中日新聞に載っています。

三重県は「リサイクル認定審査」を厳格化するとのこと。
しかし、このような後手後手の対応では、
根本的な問題解決にはなりません。

昨年、山県市では廃材チップを、リサイクル製品として、
大量に野積みし、農地に廃棄した問題もありました。
有害な産業廃棄物を「有益なもの」と偽装して、
実質的に大量投棄する問題は、今後も発生するでしょう。
いったん廃棄されてしまった産廃は、
周辺の市民や環境に大きな悪影響を与え、
企業が倒産すれば、撤去もできない状態になってしまいます。

このようなことがなぜ起きたかの原因を究明し、
行政の厳しい対応と、早急なルールづくりが必要です。
さらに、「産廃」を「リサイクル製品」と認可して推奨し、
流通させた三重県の責任は重大です。

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