昨日の朝日新聞beの「悩みのるつぼ」は、
上野千鶴子さんが回答者でした。
30代の中学校教師の「やっかいな問題のある生徒」という表現と質問内容に、
「えっ、こんな教師いやだな」と思ったのですが、
上野さんの「もしわたしに子どもがいたら、あなたのような教師のいる学校には預けたくありません。」
というきっぱりとした言葉に、溜飲が下がる思いがしました。
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今年の夏は外に出ないようにしていたので、
庭に植えた花も少ないのですが、 宿根草が花をつけ始めています。
毎年、秋になると忘れずに咲いてくれる花たちです。
ホトトギス
吾亦紅(ワレモコウ)
仙台野萩と白萩
シュウメイギク「パド・スワン」
ヒペリカムの種
タマスダレ(玉簾)。
花を玉に、細長い葉をスダレに見立てた名前。
学名は「ゼフィランサス・カンディダ(ヒガンバナ科)」。
夏の終わり頃から秋にかけて、白色の花をたくさん咲かせます。
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上野千鶴子さんが回答者でした。
30代の中学校教師の「やっかいな問題のある生徒」という表現と質問内容に、
「えっ、こんな教師いやだな」と思ったのですが、
上野さんの「もしわたしに子どもがいたら、あなたのような教師のいる学校には預けたくありません。」
というきっぱりとした言葉に、溜飲が下がる思いがしました。
【悩みのるつぼ】保健室に通うやっかいな子 2016年9月10日 朝日新聞be ○相談者 公立中学校教師 30代 30代後半、公立中学校の男性教諭です。 やっかいな問題のある生徒にどう対応したらいいか、ほとほと困っています。それは授業を受けず、保健室のベッドに寝に来て、自分勝手に時間をつぶしている生徒です。 「疲れた」もしくは「頭が痛い、体の具合が悪い」などと理由をつけて怠けています。 だったら、早退して医者に診てもらえ」と言うと、「少し経ったら治るかも知れない」などと言って、結局保健室にずっと入り浸りです。 養護の先生からは「文句を言ったり、自分勝手なことをしたりして仕事ができない。担任の先生が何とかして」と半ば責められています。ですが、どうしていいのかわからず、そんな日が毎日続いています。 「しょせん、よその子」と、自分には何ら関わりのない生徒のことで悩んでも仕方がない、と思うようにはしているのですが、それでもイライラはおさまりません。 こういう生徒はごく少数で、ほとんどの生徒はいざとなったら話せばわかってくれます。だから、ほとんどの生徒のために力を尽くすことだけ考えようと思うことが常にあります。 考え方をどう切り替えたらいいでしょうか。イライラして腹立たしい気持ちから解消されるのでしょうか。 よろしくお願いします。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ○回答者 社会学者・上野千鶴子 「聴いてあげること」が大事 ううむ。もしわたしに子どもがいたら、あなたのような教師のいる学校には預けたくありません。昔から「手のかかる子ほどかわいい」って、言うじゃありませんか。「やっかいな生徒」ほど萌(も)える、おっと燃えるのが、プロフェッショナルな教育者というもの。自分の担任の生徒を「しょせん、よその子」って。そりゃないでしょう。 子どもは自分の問題を訴えるのに「ボキャ貧」ですから、カラダの不調で訴えます。この生徒さんは、学校へ来るのだってつらいでしょうに、保健室へ行けばますます教室へ足が遠のくでしょうに、それでも学校へ来て、それでも教室へ入れず、それでも保健室でようよう過ごし、「頭が痛い、体の具合が悪い」って、何かを必死になって、訴えてるんでしょうね。「体の不調」を文字どおり取るなんて、人間理解の初歩にも至りません。その背後に、何かいりくんだ隠された事情があることぐらい、カウンセリングの世界では常識。それを真に受けて「医者に行け」だの「休んだら」は見当違い。ましてや「怠けてる」なんて誤解もはなはだしい。ほんとに怠けてるなら、わざわざ学校へ来ないでしょう。 ほんとはこういう機微に立ち入るのが担任にはできない、養護の先生のお役目。「仕事ができない」どころか、何かを訴えて保健室に来る子の相手をするのが「仕事」でしょ。 こうやってお互いに責任をなすりつけあうのが今の学校なのかと暗澹(あんたん)たる思いです。これじゃ、生徒にも親にも信頼されそうにありませんね。 大事なのは「話せばわかる」ことではなく、「聴いてあげる」こと。子どもはオトナに「聴かれて」いません。わたしも、よくおしゃべりしていると思っていた学生から、ある時「センセイ、ボクの言うこと、聴いてない」と言われて、ドキンとしたことがあります。強者の側から見た相互理解って、一方通行のことが多いものです。 問題の生徒さんは学校へ出てきているのですから、引っ張り出すテマが要りません。「どうしたの?」「どうしたいの?」とじっくり聴いてあげてください。ただし安全な環境で。頭ごなしに否定しないで。「通訳」が必要なら学校カウンセラーのような第三者に頼んでもいいでしょう。この子が自分の子なら……あなたは見捨てることなんてできないはず。手のかからない「普通の子」より、きっとやりがいを感じるでしょう。 |
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今年の夏は外に出ないようにしていたので、
庭に植えた花も少ないのですが、 宿根草が花をつけ始めています。
毎年、秋になると忘れずに咲いてくれる花たちです。
ホトトギス
吾亦紅(ワレモコウ)
仙台野萩と白萩
シュウメイギク「パド・スワン」
ヒペリカムの種
タマスダレ(玉簾)。
花を玉に、細長い葉をスダレに見立てた名前。
学名は「ゼフィランサス・カンディダ(ヒガンバナ科)」。
夏の終わり頃から秋にかけて、白色の花をたくさん咲かせます。
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