熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

弁理士研修

2011-02-02 17:21:35 | Weblog
企業の知財活動に関する研修を受講してきました。

研修内容は、二人の講師による企業における知財活動の紹介です。

お一人目の講師は、元大手企業の知財部門長を経験された方です。
「Patentはペテン? 特許になるかならぬかは紙一重」という刺激的なタイトルです。
講師の経験に基づいて如何に有効な特許を獲得するかを丁寧に説明されていました。

私が経験した内容とほとんど同じものでしたが、「発明の精選拡張」「多面的検討(作用効果のダイヤモンド)」「発明の切り口」についての説明図はかなり分かり易く、大変参考になりました。
技術者教育に使わせていただきたいですね。

お二人目の講師は、大手企業の現役の知財部責任者の方です。
自社の知財活動について、多面的に説明されていました。
私も企業における知財活動について講演した経験がありますが、どこまで話すべきか、結構悩みましたね。

おそらくかなりの部分は隠されて説明されたと思いますが、大手企業の知財部組織、知財活動は、ほとんど同じという印象でした。

参考になったのは、知財活動の目標値が具体的だったことです。
定量的な目標値を設定するのは、かなり難しいのですが、苦労して設定したのでしょうね。

企業の知財部で仕事をしていた頃を思い出して、懐かしい気持ちになりました。




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