熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

中国

2011-02-26 20:53:18 | Weblog
最近、「中国知財」に関連する講習会が頻繁に開催されています。

私が企業の知財部門に勤務していた4、5年前は、もっぱら米国知財に関する講演会が多く、中国知財に関する講演会はほとんど開催されていませんでした。

中国が、GNP世界2位になり、中国特許出願件数の大幅な増大等により日本企業の中国知財への関心の高まりが、講演会の開催頻度の増加に繋がっているものと思われます。

私も企業から中国知財に関する相談を受ける機会が多くなり、中国知財に関する知識を獲得する必要性に迫られて、弁理士会の勉強会に参加することにしました。

先月は、私が報告者になって、「中国における司法救済」について纏めて報告しました。

この纏め作業を通して、中国における、司法救済、行政救済の概要が理解でき、大変役に立ちました。

あるテーマについて報告することは、かなり時間をとられますが、最も知識が身に着く機会であると言えます。

「教える人が一番勉強する」というのは本当ですね。

次回は、中国における特許権侵害訴訟について、均等侵害、機能的クレームの解釈等の論点ごとに、裁判例を分析して報告したいと考えております。

「新興国知財」に関する勉強会に興味のある方は、一度、参加してみたらいかがですか。





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