熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

計画停電は公平に

2011-03-23 21:56:10 | Weblog
東京都荒川区の西川太一郎、足立区の近藤弥生の両区長は22日夜、計画停電の対象地域を23区で両区だけに限定した東京電力に対し、その理由説明や、国民が広く公平に負担するよう計画の再検討を緊急要請したそうです。

要請書は「電力需要抑制のためには停電の対象を広くするのが合理的で公平なのに、対象地域を狭め、場合によっては1日6時間の停電を強いることは誠に遺憾」などと抗議する一方で、被災地が厳しい状況であることや、大規模停電を回避するには計画停電は必要で協力するともしています。

この抗議を全面的に支持します。

私が住んでいる藤沢市は、第1グループに属しますが、すでに5回の停電(15時間の停電)を実施しています。

その内、1日に2回の停電、すなわち6時間の停電も実施しています。
確か、東京電力は、1日3時間が最大と言っていたはずなのですが。

その一方で、東京23区の大半は計画停電対象区域から除外されています。

また、第1~第5までのグループの中でも全く停電が実施されていない地域もあります。

まさか、東京電力の役員が住んでいる地域、有力政治家が住んでいる地域、経済産業省の官僚が住んでいる地域が対象外となっているのではないでしょうね。

この抗議に対して東京電力から何の説明もないそうです。

全くひどい会社です。

独占企業と独裁政治は共通点がありますね。
利用者や国民に対する説明が全くなく、不公平な恣意的な取り扱いがなされる点です。

東京電力には、誠実な説明と、公平な計画停電実施への改善を要望します。

ちなみに、私は、藤沢市長に「東京電力への抗議」の要望を出したのですが、いまだに返事がありません。

両区長と足並みを揃えて、東京電力に抗議して欲しいものです。




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