弁理士試験も短答試験が終わり、論文試験の勉強に集中している時期ですが、論文試験についての私の経験談をお話します。
短答試験は解答が明確なので、勉強方法について迷うことは少ないでしょうが、論文試験は採点基準が明確でなく、採点者の論文に対する考え方で得点も異なってくることから、勉強方法について迷う点が多いと思われます。
私も受験生時代に、論文の書き方について迷った経験があります。
論文試験の出来が良かったと思っていたのに、採点がB・B・Cで、これとは逆に出来が悪いと思っていたのに、採点が○、A、Aだったりと、何を書いていいのか迷うことがありました。
論文試験の場合、採点者が気にいる論文を書けば良い点がつくのは明らかですが、採点者が気にいる論文とは何かが問題となりますね。
論文本試験の結果を分析して、採点者が気にいる論文は何かを把握しようとしたのでは合格までに何年かかるか分からず、利口な方法とは言えません。
そこで、受験機関の論文答練を利用して、採点者が気にいる論文の書き方を学ぶことになるのですが、ここで問題となるのは、どの受験機関の答練採点者が、本試験の採点者と同じような考え方をしているか、です。
当時、私が利用していた受験機関の答練を受けていて成績上位者のグループに入ることが多かったのですが、本試験の出来が今一つという状態でした。
そこで、答練の成績上位者が次の本試験でどの程度合格してるのかを調べることにしました。
当時は、論文試験合格者名、答練成績上位者名、ともに公開されていましたので、両者を突き合わせてどの程度合格しているのか、確かめたわけです。
そこで、判明したのは、私が利用していた受験機関の答練の成績上位者が本試験でことごとく落ちていたという現実です。
これは、本試験の論文採点者と受験機関の論文採点者との間に、採点基準、論文に対する考え方に大きな開きがあることを意味しています。
すぐさま他の受験機関の情報を収集して、同様な分析を行い、成績上位者が順当に本試験に合格している受験機関の論文答練に変更しました。
新しい受験機関の論文答練の採点者のコメントから自分の欠点が分かり、それを修正して、その年の論文試験に合格することができました。
このような分析は、論文答練だけでなく、ゼミでも有効ですね。
論文試験の成績が伸び悩んでいる方は、一度試してみてはいかがでしょうか。
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短答試験は解答が明確なので、勉強方法について迷うことは少ないでしょうが、論文試験は採点基準が明確でなく、採点者の論文に対する考え方で得点も異なってくることから、勉強方法について迷う点が多いと思われます。
私も受験生時代に、論文の書き方について迷った経験があります。
論文試験の出来が良かったと思っていたのに、採点がB・B・Cで、これとは逆に出来が悪いと思っていたのに、採点が○、A、Aだったりと、何を書いていいのか迷うことがありました。
論文試験の場合、採点者が気にいる論文を書けば良い点がつくのは明らかですが、採点者が気にいる論文とは何かが問題となりますね。
論文本試験の結果を分析して、採点者が気にいる論文は何かを把握しようとしたのでは合格までに何年かかるか分からず、利口な方法とは言えません。
そこで、受験機関の論文答練を利用して、採点者が気にいる論文の書き方を学ぶことになるのですが、ここで問題となるのは、どの受験機関の答練採点者が、本試験の採点者と同じような考え方をしているか、です。
当時、私が利用していた受験機関の答練を受けていて成績上位者のグループに入ることが多かったのですが、本試験の出来が今一つという状態でした。
そこで、答練の成績上位者が次の本試験でどの程度合格してるのかを調べることにしました。
当時は、論文試験合格者名、答練成績上位者名、ともに公開されていましたので、両者を突き合わせてどの程度合格しているのか、確かめたわけです。
そこで、判明したのは、私が利用していた受験機関の答練の成績上位者が本試験でことごとく落ちていたという現実です。
これは、本試験の論文採点者と受験機関の論文採点者との間に、採点基準、論文に対する考え方に大きな開きがあることを意味しています。
すぐさま他の受験機関の情報を収集して、同様な分析を行い、成績上位者が順当に本試験に合格している受験機関の論文答練に変更しました。
新しい受験機関の論文答練の採点者のコメントから自分の欠点が分かり、それを修正して、その年の論文試験に合格することができました。
このような分析は、論文答練だけでなく、ゼミでも有効ですね。
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