熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

反物質

2011-06-06 21:00:28 | Weblog
東京大学や理化学研究所などの国際研究グループが、電気的性質が通常とは逆の「反物質」の一種、「反水素」原子を1千秒(約16分間)閉じこめることに成功しました。

宇宙ができたとき、物質と反物質は同じ量だけでき、互いにぶつかって消えていったが、両者の微妙な性質の違いから、最終的に物質だけが残され、物質で構成される現在の宇宙ができたとされています。

反物質と物質の性質の微妙な違いを調べれば、宇宙誕生の謎に迫れる可能性が出てきました。

ワクワクしますね。

反物質を調べるには、人工的に作り出したうえ、安定した状態で保つ必要があります。

反物質は物質とぶつかると、大量の熱エネルギーを放出して消えてしまうため、磁気を利用した真空の装置の中で、壁などにつかないよう、宙に浮かせて閉じこめる必要があります。

実験設備の工夫も今回の成功の要因でしょうね。

この成功により宇宙誕生の謎が明らかになることが期待されます。

ダークマター、ダークエネルギーの存在も証明される日も近いでしょうね。

スタートレックの世界が現実になる日も近いかもしれません。





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