熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

歌舞伎

2011-06-23 14:15:35 | Weblog
お隣さんから「第79回 歌舞伎鑑賞教室」の招待券を頂き、妻と一緒に、国立劇場へ行ってきました。

半蔵門の駅から5分ほどで。国立劇場に着きました。








今回の出し物は、「義経千本桜」の一幕です。





国立劇場の中は華やかで、まるで別世界のようです。







「義経千本桜」は、人形浄瑠璃(文楽)の作品として、1747年11月大阪竹本座で初演されました。
今回演じられるのは、全五幕の作品中の四段目の一部分「河連法眼館の場」で、通称「四の切り」と呼ばれる場面です。

主人公は、佐藤忠信に姿を変えた源九郎狐(狐忠信)ですが、歌舞伎では本物の忠信と二役を同じ役者が演じます。

この物語の主人公は狐ですが、彼は人間である義経や静御前の目から見ても理想的と思われるような、強く純粋な親子の情愛を感じさせます。

源九郎狐(狐忠信)を演じる中村かん雀さんは、坂田藤十郎さんの長男で、今年52歳になりますが、体の軽さ、身のこなしはビックリするほど若々しいですね。
狐の自在で軽やかな動きを良く表現しています。
見事です。

私は歌舞伎を見るのが2回目という初心者ですが、今回の歌舞伎観賞教室は、初めに中村壱太郎さんの解説があったので、物語の概略を理解したうえで鑑賞でき、楽しめました。
また、分かりにくい表現である浄瑠璃も、舞台両サイドにある電光掲示板に現代語訳が表示されたので、理解の助けになりました。

歌舞伎の裾野を広げるためにも、このような教室は必要ですね。

また機会がありましたら、歌舞伎の世界を堪能してみたいと思います。




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