熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

広島原爆の日

2018-08-06 23:48:11 | Weblog
広島は6日、被爆73年となる「原爆の日」を迎えました。

広島市の松井一実市長は「平和宣言」を読み上げ、昨年7月に国連で採択された核兵器禁止条約に言及し、核兵器のない世界の実現に向けて国際社会に対話と協調を促す役割を日本政府に求めました。

これに対し、安倍首相は昨年に続き、あいさつで条約に触れなかったのですから無責任極まりない。

核禁条約をめぐっては、採択の牽引役を担った国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)が昨年末ノーベル平和賞を受賞し、今月5日までにメキシコやオーストリアなど計14カ国が批准しています。

「唯一の戦争被爆国」を掲げる日本政府の対応が注目されてきたが、条約の交渉会議に参加せず、採択時に反対票を投じているというから実に情けない。

安倍首相はこの日の式典あいさつで「近年、核軍縮の進め方について、各国の考え方の違いが顕在化している」と指摘。日本政府として非核三原則を堅持し、核兵器国と非核兵器国の橋渡しに努め、国際社会の取り組みを主導するとの決意を述べていましたが、具体的な取り組みをした記憶はないし、今後何をするのか全く不明です。

粘り強くと言っているのは、何もせずにいると同じ意味。

国民が望むこととは反対のことをする安倍政権。

しかし、一定の支持率があるので、トランプ大統領と同じように安倍首相を支持するコア層がいることは間違いないようです。

何があっても安倍首相を支持し続ける新興宗教の信者のような、反知性的な人たち。

出来ればコア層の人達が自衛隊の代わりに海外派兵に参加してくれればいいのだが。








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知の挑戦

2018-08-06 09:58:40 | Weblog
「危機の時代と知の挑戦」(上)(下)巻を読みました。

東日本大震災に代表される自然災害、福島原発事故のよる放射能汚染、安倍独裁政権による民主主義の危機等、今、私達は危機の時代に生きているといえます。

一方、「知」の重要性が認識されないといけないのですが、反知性主義の横行により「知」も危機的状態にあるといえます。

そこで、このような本が出版されました。

この本には、上巻に、「憲法原理の危機と英知」「放射線被ばくと人権、そして、脱被ばくへ」「国策の在り方をを問う沖縄米軍基地の現状」「国家に馴致されないメディアの必要」「政党政治の危機と選挙制度の課題」「福祉国家の変容と福祉ガバナンスの可能性」「資本主義の選択と雇用のポートフォリオ」「市民参加と地域自治のゆくえ」「危機の時代における社会科学者の良心」が書かれています。

下巻には、「新自由主義と憲法第九条の自衛隊明記」「冷戦後における安保構造の持続と変容」「地位協定から日米関係を問う」「逆風下の日中関係改善の試み」「反知性主義の台頭と日韓関係」「21世紀の反知性主義の諸相」「安倍晋三論」「未来のための脱原発論」「自発的隷従の精神構造と日本のアイデンティティ」が書かれています。

それぞれが重いテーマで、内容も少し難しい点もありますが、日本の現状を理解するために知的な考察をしてみることも必要です。

ご一読をお勧めします。









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