熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

コロナ対策の日米の差

2022-11-16 14:34:05 | 感染
黒木登志夫先生のブログによると、現在のコロナウイルスはスープの具の違いだそうです。

つまり、オミクロン株というスープの具(BA5等)の違いが各国で明らかになっているが、大きな流行には至っていないとのことです。

米国研究者のコロナ感染記が興味深かったですね。

4回目のコロナワクチンを接種していたが感染したとのことでした。

かかりつけ医の対応にびっくりしたそうです。

「クリニックの駐車場から「今着いたよ〜」と電話を入れると、看護師さんが「中に入んな〜」と手を振ってくれました。日本の様に一般の受付とは別にしかも職員が完全防護服で待ち構えているに違いないと思っていましたが、全くいつもの受診と変わりありません。受付とも普通に会話し、診察室も特に換気を気にしている様子もありません。
家内がクリニックのトイレで吐いてしまったのですが、私が看護師さんにドアノブや、トイレの水栓ノズルの消毒を頼まなければ、特に気にもかけてない様子で驚きました。ドクターも診察時マスクと手袋だけです。もうこちらでは、普通のインフルエンザ扱いであることを思い知らされました。去年までのあの物々しい診察風景との差に戸惑ってしまいました。顔馴染みの看護師さんなどは、マスクだけで寄ってきて「大変だったねえ」と肩を抱く始末です。
二人とも抗ウイルス剤のpaxlovid 5日分が処方されました。バイデン大統領と扱いは同じです。幸いバイデンさんのようにpaxlovidによるリバウンドもなく服用後5日目には二人とも抗原反応が陰性になりました。ファクターX或いはワクチンのお陰か、幸い重症にならずに後遺症も残らずにすみました。これでアメリカに住む家族全員が罹患したことになりました(複数回感染した者もいます)。
• 治療費はほとんどタダ
診察代は高齢者医療保険で無料で、処方してもらったPaxilovidと咳止めと鎮吐剤が二人分で$5(700円)ほどでした。
ちなみに抗原キットは、行政からタダで定期的に郵送されるので沢山ストックがあります。」

この記事での日米の差が明らかになりましたね。

ワクチン接種は日米の差がありませんが、大きな差は、①抗原検査キットが米国は無料で定期的に送られてくるのに対して、日本は国民が有料で購入しなければいけない。 ②米国はインフルエンザ並みに診察できるのに対して、日本は発熱外来を受診しなければいけない。それも数が少ないので受信できない。 ③米国は飲み薬が普通に処方されるのに対して、日本は飲み薬の処までにたどり着くのに容易ではない。

日本で2類と5類の見直し論議がされていますが、それよりも①抗原検査キットが無料で簡単に手に入る、②発熱外来を増やして誰でもすぐに受信できる、③飲み薬が簡単に手に入る、という対策をすることが先でしょう。

日本の厚労省や分科会の専門家のとんちんかんな対応にはあきれるばかりです。

専門家としてのプライドを見せてほしい。

今のままでは単なる評論家です。



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