熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

これは無責任の証拠

2022-11-17 14:33:05 | 政治
マイナンバーカードで行政サービスが受けられる「マイナポータル」の利用規約に疑問の声が広がっています。

それは、利用者に損害が生じても、所管するデジタル庁が「一切の責任を負わない」とする条項があるためです。

政府がいまの健康保険証を廃止して、かわりにマイナカードの取得を事実上義務化するなか、規約が「無責任だ」という批判も出ています。

政府は間違いをしないので、責任条項がないという理由かな?

それとも間違いが起こりうるので責任を追及されたくない?

後者でしょうね。

民間企業が情報漏洩した場合の責任は規定されていますが、政府や自治体は責任を取られることがないとすると、政府や自治体から情報漏洩されることが十分に考えられます。

これではマイナンバーカードを登録しようとする人は増えませんね。

政府や自治体も民間企業と同じように責任条項を定めないといけません。

官尊民卑の考え方は止めましょう。



ブログランキングに参加しています。よろしければ、以下のURLから投票して下さい。


特許・知的財産 ブログランキングへ

 
弁理士 ブログランキングへ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« コロナ対策の日米の差 | トップ | 多角的な防衛対策 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

政治」カテゴリの最新記事