1966年に静岡県で一家4人が殺害された事件で死刑が確定した袴田巌さん(88)のやり直しの裁判(再審)で、静岡地裁(国井恒志裁判長)は26日、無罪判決を言い渡しました。
確定死刑囚の再審無罪は「島田事件」以来35年ぶりで、戦後5例目となるそうです。
検察側が控訴しなければ、事件から58年を経て袴田さんの無罪が確定します。
これまでの4例は検察が控訴せず確定しています。
国井裁判長は判決理由で「捜査機関による証拠の捏造がある」と認めました。
検察は控訴せずに無罪を確定することがせめてもの罪滅ぼしでしょう。
それにしても長すぎます。
法改正の必要がありますね。
この後は、国家賠償の議論になるのでしょうが、冤罪の原因となった証拠の捏造、取り調べの違法性などを明らかにしてほしいですね。
警察、検察、裁判所がグルになって冤罪を作ってしまったようです。
冤罪を作った責任者の名前を公表することも必要なのでは・・・
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