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芸工大のキャンパスに面白いオブジェが展示されている。新聞に夜、明かりで浮かび上がるオブジェあると書いてあったが、朝見てもなかなか面白い。このオブジェには、「夜の叫び
朝の叫び」という表題であったが、力強い表現だ。
瀬戸内寂聴さんが代々木公園の「反原発10万人集会」に車椅子で登場し、反対の声を上げることの重要性を説いていたが、このオブジェにもそんな人間の中からの叫びの力強さを感じさせる。50年前のデモは、若者が街頭に出て激しく反安保を叫んだが、今日の反原発では母子が連れ立って静かに訴える姿が説得力を持っている。
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ひっそり佇む人魚のオブジェだ。夜これを見るとどんな感じになるのだろうか。今夜か、明日にでも見てみたい。
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木を取り囲むようにして散らばるオブジェ。群れることとは対極にある空間である。まるでマツタケの妖精のように見える。おとぎ話の世界が、このキャンパスに出現している。
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木の下に立つマッチ箱のような家。妖精たちの住いなのか。灯りがともると、暖かい空間となる。展示されたオブジェからほのぼのとした雰囲気を受け取ることができた。きょうは、散歩に行って思わぬ贈り物貰って、朝起きは三文の得が現実となってとてもうれしい気がする。