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常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

kobo(コボ)

2012年07月21日 | 日記


新しい本の形、楽天コボを買った。紙の本がたまる一方なので、ハードデスクに本を置ける電子ブックなら、新しい読書の形か、と思って買ってみた。
扱いなれない電子ツールを使いこなすまでに時間がかかるのは覚悟してはいたが、パソコン上のマニュアルを見ながらのセットアップは想像以上にややこしい。

宣伝文句には無料アプリをダウンロードしてセットアップするだけで、すぐに読み始められるということだったが、アプリをダウンロードしてコボをパソコンにつないでもセットアップははじまったものの、2/4のところでフリーズしたまま一向に完了する気配がない。

マニュアルを読み直して見て、ダウンロードするアプリが違っていたことに気付く。リセットしてやり直し。今度はセットアップが無事に完了。無料で読める本もハードデスクに格納された。だが表紙と奥書だけの表示で、ページを進めることができない。

今度はコボの操作マニュアルをパソコン上で見つける。そこに書いてあるのが、タップという操作方法だ。タッチとも違うタップという方法。思いついたのが、軽やかに床を蹴るタップダンス。左端をポンと軽くタッチするだけで、あるいは軽く叩くと表現した方がいいかも知れない、するとページが次に進むことを発見。右端を叩けば、ページは戻る、何とかコボが言うことを聞いてくれる段階に到達した。購入してまる2日間かかって、コボは「我輩は猫である」を新しい本として読むことが可能になった。

活字は思ったより読みやすい。いま、青空文庫の古典が8冊コボの中に格納されたいるが、厚さ1センチ、重量185gの中に納まっている。週刊誌をよりも小さなボディにこれだけの電子化された情報が入るのであれば、便利なことはこの上ない。内臓メモリ2GB、1ギガの本なら1000冊の保存が可能だ。拡張SDカードは最大32ギガまで可能とあるから、死ぬまでに到底読みきることは不可能だ。

山の仲間がハンディGPSを買ったとき、そのマニュアルが理解しづらくて、投げてやりたくなったと言っていたが、電子ツールを扱ってみるとその気持ちがわかる。解説する立場にある人はこんなことは当たり前で言うまでもないと思っているから、マニュアルの書き方がそうなるのだろうが、苦労しないで操作が可能な分かりやすいマニュアルを提供して貰いたいものである。
コメント
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