ヒマワリ
2016年07月12日 | 花
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梅雨の晴れ間に、ヒマワリが咲いた。一番夏らしい花と言えば、ヒマワリというこになる。英語のサンフラワーは、太陽の花の意味である。古代インカ帝国では、太陽神のシンボルとされ、ペルーの国花でもある。この花を一番早く見かけるのは、悠創の丘で少し山手になっているが、ここに隣接する畑に、ヒマワリが植えられている。マストロヤンニとソフィア・ローレンが共演したイタリア映画「ひまわり」が懐かしい。映画のラストシーンで、地平線まで続くひまわり畑のシーンはいまなお記憶のとどまっている。
向日葵の光輪あつき風を吐けり 山口 草堂
夏の強烈な太陽の光を受けて、強靭に背を伸ばすヒマワリ。青空に仁王のように立つ姿は、この花の意志のようなものを感じさせる。和の花というよりも、洋風の荒々しさを感じさせる。