常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

春の光

2018年02月19日 | 日記


もう止んで欲しいと思った早春の雪。一夜明けるとすっかり雪が止んでいる。雪化粧の山々と澄んだ青空、やわらかな春の光が、雪に耐えた心を癒してくれる。朝、ベランダの障子を開けて、外の風景を見るのが何よりの楽しみになっている。季節は寒さと温かさを交差させながら、雨水に近づている。今朝の青空と同じように、500mスピードスケート金メダリストになった小平奈緒選手の笑顔を見た。人間のこんな曇りのない笑顔を見ることはめったにない。いつまでも脳裏に残しておきたいような笑顔であった。その言葉に「与えられるものは有限、求めるものは無限」。強くなることをどん欲に求めて、厳しい練習に耐えてきたものだけに与えれる勝利であり、その人だけが見せることのできる笑顔だ。

青き空四方に帷す雪間かな 富安 風生
コメント
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