20180224 01
西黒森山は白鷹丘陵にある里山である。麓には、大沼などの池があり、周囲は県民の森として整備がすすめられてきた。麓の集落に、灌漑用水、木材や山の幸などを供給してきた里山であるが、市民のいこいの場でもあった。白鷹線の湖畔のバス停があり、大沼では貸しボートに釣り、若いカっプルで賑わった。途中、除雪した駐車場の数十台の車が置いたある。こんなにも雪山に来る人がいるのかと驚いたが、曲沼でワカサギを釣りに来た釣り人の車であった。
この山に登山道はない。夏、ブッシュをわけて、登る人もいないであろう。この雪の季節に、カンジキを履いて、雪踏みを楽しめる貴重な山である。かつては、この山から旧六十里越街道の鞍部を通って白鷹山に登ったことがある。事前の予報では、朝方晴れから曇りで、朝日さす自宅を出てきた。予報は外れて登山口付近ではしんしんと降る雪になった。本日の参加者7名、内女性3名。雪は降っているが、身体は予想外に元気だ。風もなく、気温も比較的高く感じる。急な勾配のラッセルも楽しい。春めいた季節が、体内の活動細胞のスィッチを入れてくれたのか。
抱きたく若き幹立つ牡丹雪 加藤 楸邨
車を降りて、杉木立を歩くこと約1時間30分。尾根道はの急坂にかかる。牡丹雪が降りつのるも、ラッセルにひと汗かく。ここで、カンジキが不具合になったYさんが登頂を断念して撤退。Tさんが付き添って車へ戻る。尾根に出ると、強い風が吹きつける。バタバタと風が、雨具の帽子を叩く。頂上まであと少し、リーダーの声に励まされて、風に揺れる木々の間を歩く。風が強いが、意外に気温は下がっていない。頂上付近で、前方の空に青空が見え、陽ざし出る。すぐに隠れる日差しだが、雪や木々の姿を一変させる。一瞬、白く雪が輝く。
西黒森山
12時5分、頂上に着く。標識もなく、小さな盛りあがりだけの頂上。ふと、向こうに付近の山の姿が垣間見える。相変わらず風が強い。頂上の風景を動画に収める。風の音が入る頂上は木々が揺れ、雪が舞い飛ぶ。静止画では見えぬ情報が、ほんの20秒に詰まっていた。頂上かた、下のYさんに電話を入れる。下山して車中で身体を休めているとのこと。早々に来た道を取って返して下山。1時間足らずで車に着く。下山を先導したSさんも健脚。
西黒森山は白鷹丘陵にある里山である。麓には、大沼などの池があり、周囲は県民の森として整備がすすめられてきた。麓の集落に、灌漑用水、木材や山の幸などを供給してきた里山であるが、市民のいこいの場でもあった。白鷹線の湖畔のバス停があり、大沼では貸しボートに釣り、若いカっプルで賑わった。途中、除雪した駐車場の数十台の車が置いたある。こんなにも雪山に来る人がいるのかと驚いたが、曲沼でワカサギを釣りに来た釣り人の車であった。
この山に登山道はない。夏、ブッシュをわけて、登る人もいないであろう。この雪の季節に、カンジキを履いて、雪踏みを楽しめる貴重な山である。かつては、この山から旧六十里越街道の鞍部を通って白鷹山に登ったことがある。事前の予報では、朝方晴れから曇りで、朝日さす自宅を出てきた。予報は外れて登山口付近ではしんしんと降る雪になった。本日の参加者7名、内女性3名。雪は降っているが、身体は予想外に元気だ。風もなく、気温も比較的高く感じる。急な勾配のラッセルも楽しい。春めいた季節が、体内の活動細胞のスィッチを入れてくれたのか。
抱きたく若き幹立つ牡丹雪 加藤 楸邨
車を降りて、杉木立を歩くこと約1時間30分。尾根道はの急坂にかかる。牡丹雪が降りつのるも、ラッセルにひと汗かく。ここで、カンジキが不具合になったYさんが登頂を断念して撤退。Tさんが付き添って車へ戻る。尾根に出ると、強い風が吹きつける。バタバタと風が、雨具の帽子を叩く。頂上まであと少し、リーダーの声に励まされて、風に揺れる木々の間を歩く。風が強いが、意外に気温は下がっていない。頂上付近で、前方の空に青空が見え、陽ざし出る。すぐに隠れる日差しだが、雪や木々の姿を一変させる。一瞬、白く雪が輝く。
西黒森山
12時5分、頂上に着く。標識もなく、小さな盛りあがりだけの頂上。ふと、向こうに付近の山の姿が垣間見える。相変わらず風が強い。頂上の風景を動画に収める。風の音が入る頂上は木々が揺れ、雪が舞い飛ぶ。静止画では見えぬ情報が、ほんの20秒に詰まっていた。頂上かた、下のYさんに電話を入れる。下山して車中で身体を休めているとのこと。早々に来た道を取って返して下山。1時間足らずで車に着く。下山を先導したSさんも健脚。