携帯の端末を新しくしたら、さまざまな進化がある。エモパーはAIを活用した
おしゃべり機能だ。興味ある話題を設定しておくと、関連情報を知らせてくる。先ず目が覚めて、スマホに手を伸ばすと「おはようございます」と言う。続けて今日の天気。今朝は「秋茄子はおいしいですよね。でも食べ過ぎては塩分過多。食べ過ぎには注意しましょうね」と健康に関する話題もふってくる。
登山を趣味にしているものには、スマホのGPS機能がうれしい。こちらも、登った標高を定間隔の時間でアナウンスしてくれる。2時間も歩くと、少し休むことを提案したり、道迷いの注意喚起などもしてくれる。歩いた軌跡を見ていると、目的地に向かって登山道を進んでいるか、一目で確認できる。GPSのない時代では、地図と睨めっこして、仲間と道迷いをどう抜け出すか話合ったものだ。ガーミンのGPSを使っていたが、それに比べると画面が大きく、扱いも格段に便利になっている。むろんスマホが電池切れになったり、故障などに備えて紙の地図も併用すべきだが、ポケットにスマホがあれば山歩きの安全度は格段に向上する。
ラインでのメールや通話、写真や動画の共有など使えば使うほど楽しくなってくる。家族のやり取りではビデオ通話にすると、かつては夢のツールであったテレビ電話が無料で利用できる。アルバムやノート、フォルダの機能を使えば大きなサイズの写真や動画もスムーズで大事な写真を共用することができる。
高齢者には検索の機能もありがたい。料理のレシピも毎日のストレッチも自分でやりたい運動や体幹の維持などほとんど動画で見ることができる。最近、妻の料理のレパートリーが増えている。スマホが教えてくれる方法で、同じ素材を違う方法で食べる方法は無限だ。安くて、栄養に富む食材を探すのも、スマホやパソコンの検索なしではままならない。コロナ禍で進んでいるキャッスレスでも、一度スマホを使えば、たくさんのカードを持ち歩かなくても済む。