常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

冬の月

2023年01月05日 | 日記
昨日、夕方に青空が広がり、十三夜の月が冷たく光った。明後日には、今年初めての満月を迎える。今年の正月は、晴れ間のない雪模様である。山形の豪雪地、肘折の積雪は242㌢で全国一の積雪になった。年が明けて5日目の朝を迎える。少しずつ読んできた『ヘタな人生論より徒然草』読了。筆者はマドンナと呼ばれた塾の先生だ。

寒の月しきりに雲をくぐりけり 久保田万太郎

兼好法師の花や月を見る姿勢。「桜は満開の花盛りを、月は曇りのない澄み渡った月だけを見て楽しむものだろうか。雨が降るのにむかって月を恋い慕い、簾を垂れた部屋にこもって春が暮れてゆくのを知らずにいるのも情趣の深いものだ」。日本の美意識の原点であったような気がする。

ブックオフで買った本。角川新書『里山資本主義』、新井紀子『AIvs.教科書が読めない子どもたち』。今年の目標は、スマホを自分を拡張するツールとしてもっともっと活用したい。例えばピークファインダーというアプリ。起動して山の方角を見ると、そこに映し出される山の名前を知ることできる。ニュースもスマホの情報収集力で、色んな角度見る。使い方の工夫次第で、老化で衰えた肉体や精神を長持ちさせる強い味方になる。最近便利に感じているのがキャッシュレス。現金の持参したり、レジで不自由に手つきで財布から出す面倒もなく、ポイントがついてくるのもうれしい。
コメント
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