大寒に入ってから、比較的おだやかな日が続いた。昨日から入った寒波で、昨夜から雪が降り続いている。気温も最高気温が零下ということで、結構寒い。このところ山の会の新年会など、高齢の身には忙しい日が続いた。今日から、言って見れば平常に復した。朝のラジオ体操とダンベルを持った筋トレ。雪の外歩きは止めて、10階までの階段を5往復して、ブログに向かっている。以前であれば、一気に10往復しが、さすがに5往復で一息入れて後の5往復は夕刻とする。
昨夜ベッドのなかで『つながる脳科学』を読んだ。そのなかに恐怖記憶という一項がある。人に限らず、動物は恐怖を体験すると、その恐怖に遭遇しないように学習する。こんな場面で恐怖にあったことが想起されると、そこで動かなくなってしまう。例えばリスが木の枝がガサっと音がする。その先に、自分を狙うタカが枝をすり抜けて襲ってくる。リスは危機一髪でその攻撃から逃れることができたが、後で同じような音を樹上で聞くと、恐怖を避けるために、動かなくなる。
ところが、枝が動いても、タカは現れないということが続くと、リスの脳には
消去学習という恐怖記憶を抑制する作用が行われる。恐怖記憶がなくなるわけではないが、この抑制のおかげで恐怖に対する忌避動作をしないようになる。自分の場合は、山での滑落体験が恐怖記憶として残り、以前なら怖がらないような場所で足が竦むようになった。先日の花塚山の竪岩の辺のぬかるみと急斜面で、抱いていた恐怖心が克服できたような気がした。この体験が消去学習に役立つかもしれない。
ひ孫の動画で最近、一人で座れるようになった。妻の提案で、誕生日のお祝いは絵本を送ろうとなった。アマゾンで1歳の絵本を検索する。『くだものさん』葉っぱの陰にリンゴがくくれている。いないいないばあ、葉を除けるとリンゴが出てくる。この間、行ったとき、ぱぱといないいないばあで遊んでいたからこの絵本は楽しい。山形のくだものを孫たちが大好きなので、さくらんぼ
やマスカットを送ったとき、絵本との相乗効果でひ孫が喜ぶだろうこの本に決めた。あと、『はみがきだいすき』。ママが歯科衛生士だからこれもいいな。あと動物など、好奇心を刺激する絵本は少なくない。