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下鴨神社で、「蹴鞠」を見物し、初詣も済ませたミモロ。
まだ、帰りたくないのか、境内をウロウロ。
と、どこからか「甘酒の試飲しませんかー」との声。すかさず、耳がピクッと反応します。その声の方に行くと、仮設のテントには、お正月らしい飾りがついたお酒などが並んでいます。
「あら、かわいい感じ」
小さな樽、金色の龍のボトル、桝がついたお酒など、お正月ならではの品々です。
このお酒は、亀岡にある「丹山酒造」のもの。嵐山の上流にあり、天然の豊かな水と自社栽培の酒米「山田錦」で、丹精込めて作られたもの。
「特製竹筒入りにごり酒」は、青竹の香りに包まれた新酒のにごり酒が、とてもさわやかな味わい。
12月から1月中旬の期間限定のお酒です。
「新酒いかがですか?」と勧められるミモロ。
「いい匂い…」と鼻をピクピクさせるミモロ。「でも、ここで飲んだら、酔っぱらっちゃいそうだから…今日は我慢、我慢…」と。
「丹山酒造」では、酒蔵見学などもできます。「亀岡だから…また『出雲大神宮』に行ったら寄ってみよう…」と。
新酒は我慢しても、しっかり甘酒は、試飲したミモロ。「わー、やさしい味わい…」とすっかり「京のあまざけ」が気に入ったよう。通信販売でも購入できます。
*「丹山酒造」の詳しい情報は、ホームページから、どうぞ。
さて、下鴨神社から西側方向、下鴨本通へ出たミモロ。「下鴨神社に来たら、ここに寄らなくちゃ…」と向かったのは、「加茂みたらし茶屋」。
みたらし団子、発祥の店といわれるところです。
普段の日でも、お店には、人が多いのですが、お正月は、特にいっぱい。店の外にも並んでいます。
ミモロも、ちょっと待ってから、お庭でみたらし団子を頂きます。
「お待ちどうさまでした。どうぞ…」と、できたてのみたらし団子が3串ミモロの前に。
「これこれ!」じっと見つめるミモロです。
そもそも、みたらし団子は、下鴨神社の糺の森にある御手洗池に、プクリと涌く泡をイメージしてできたそう。やや小ぶりの丸い団子が、5つ串に刺さっています。ひとつだけ、ちょっと放してあるのが、ここの特徴で、人間の5体を表し、健康を願う「五体満足」の意味も込められているとか。
このみたらし団子をデザインとして使っているのが、祇園。
町に灯される提灯には、ホラお団子が。
京都の人にこよなく愛される素朴な味。
甘辛い醤油だれ、香ばしい団子の味が、なんとも美味しいお団子です。
「あ、瓢箪の形のお盆なんだー」。
おめでたい瓢箪を象ったお盆。またタレをたっぷり味わうためのスプーン、また2個目の団子が食べやすいように爪楊枝が添えられ、なんとも、ステキな心遣いです。
おみやげに買い求める人も多く、そのパッケージも素敵!
「なんど食べても美味しいねー。うーちょっと帯が、またきつくなっちゃったー」とミモロ。
3串をペロリと平らげました。
*「加茂みたらし茶屋」京都市左京区下鴨松ノ木町53 電話075-791-1652 営業時間:9:30~19:30LO 水曜休み 交通:京都市バス「下鴨神社前」下車すぐ。