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久しぶりに町歩きに出かけたミモロ。地下鉄東西線「京都市役所前駅」から、トコトコ押小路通を西に向かって歩きます。なんでも前から、気になっていたお店があるんだそう。
そのお店は、古い面影を残す町家にある「かざりや鐐(りょう)」という、銀の彫金細工の品が並ぶお店です。
店先には、ピカピカ輝く品々が、いろいろ。
「なんか素敵な小物やアクセサリーがあるでしょ。一度、ゆっくり見たかったの」と。
ミモロは、並ぶ品々をひとつひとつ、じっくりと見て行きます。
「わー細かい細工だね」
ユラユラ揺れる梅や紅葉、銀杏などを象った銀の細工が、可愛らしいストラップ。
このお店は、「京錺 竹影堂(ちくえいどう)」という寛政年間から続く金属工芸の老舗の一角に、8年前にできた、銀飾りと小物のアンテナショップ。伝統の技を活かしながら、若いセンスのおしゃれな品々が作られ、ちょっと洒落たものが欲しいという人に注目されています。
ここでは、女性の職人さんたちが頑張っていて、お店の番をしながら、作品の制作も。
銀細工には、いろいろな技法がありますが、ここでは、彫金という銀の板を切り抜く技術の品々がメインに。
「わ、かわいい髪飾りがある」とミモロは、手に取って眺めます。
和服だけでなく、洋装にも似合うヘアアクセサリーです。
「これも、今年にピッタリ!なんかいいことがありそう…」というのは、輝く龍のストラップ。
店先を、行ったり来たりするミモロを見て、お店の方が声を。
「何か気に入ったものは、見つかりましたか?」と、作品づくりもなさる古川さんと奥村さん。
「はーい、みんな素敵…どれにしようか迷っちゃうー」とミモロ。「これで見るといいですよ」と虫眼鏡を貸してくださいました。
「わーよく見えるー」とひとつひとつの細工を虫眼鏡でチェックして、お気に入りを探すミモロです。
*銀製品は、黒っぽくなって、扱いにくいという人も。でも時と共に、表情を変化させることは、それなりに素敵なこと。使うほどに、自分のものになってゆく感じが味わえます。また、黒くなったら、銀ポリッシュで磨くときれいになります。ここで購入した品は、修理も可能。また、オリジナルの品をお願いすることもできます。人気なのが、ブックマーク(しおり)やストラップ。おみやげやプレゼントにしたくなる品々です。
*「かざりや鐐」京都市中京区押小路通麩屋町西入ル橘町 電話050-3765-7642 営業時間:平日10:00~18:00 土・日曜・祝日10:00~17:00 地下鉄東西線「京都市役所前駅」9番出口から徒歩3分。インターネットでも購入できます。ぜひホームページをご覧ください。