ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

本日は、最終日。前日の5月5日は、雨。でも、お客様とゆっくりお話しできた素敵な日に…

2014-05-06 | イベント

いよいよ本日は、「ネコのミモロの京都案内写真展ー大好きなクラフト作家さんといっしょ」の最終日を迎えました。みなさま、本日は17:00まででーす。ミモロに会いに来てくださいね~!


さて、その前日の5月5日は、子供の日。ミモロも会場内で、木工作家の東さんがつくった鯉のぼりでお祝い。

朝から、京都は雨模様。ミモロの写真展会場のある神宮道も、GWにしては、人通りが少なめです。
いつもなら、オープンと同時にお客様がいらっしゃっていたのに、この日は、1時間たっても、だれもミモロに会いに来てくれません。「どうしちゃったのかな…今日は、雨だから、だれも来ないのかなぁー」と、心配そうに外を見つめています。

「ここにいたら、目立つかな?」と、写真展会場の窓に立って、行き交う人にアピール。でも…みんなミモロの前をすぎてゆくばかりです。神宮道を通る人に手をふったりしても、みんな過ぎていってしまいます。

「はい、ミモロちゃん…」と、突然、目の前に、染めの作家さんの河合真佐子さん。ずっとミモロといっしょに写真展の運営をしてくれています。「あ、河合さん…」ミモロは、だれも来てくれないので、泣きそうになっていました。「どうしたの?ミモロちゃん、なに泣きべそかいてるの?」「だって…だれもお客さん来ないんだもの…グスン…」ミモロは、涙目で答えます。
「大丈夫…雨がやんだら・・・きっとGWもおしまいの方だから、みんな、疲れてお休みしてるのかも…午後になったら、来てくれるわよ…」と、慰めてくれました。「うん…そうだよね~」

気を取り直し、だれもお客さんのいない会場で、ミモロは、ひとり遊びをはじめます。
東さんの木の汽車やトラックは、ミモロの絶好の遊び道具。
 
しばらく汽車で遊んだミモロは、次に、フォトフレームの前で、今まで取材でお目にかった500人を超す人たちとの写真を見ることに…。次々に現れる知った顔…その時の楽しい思い出がよみがえります。ミモロは、全員の顔をしっかり覚えているのです。みんなと撮影した笑顔の写真は、ミモロの心を元気づけてくれました。すると…

「ミモロちゃんですねーわー会えて感激!」と、お客様が会場にいらっしゃいました。
一週間ほど前に、偶然、ミモロのブログに出会い、すっかりミモロのファンになったとか…。「ほんと、かわいいんだもの…。キャー実物もカワイイ!」「えーそんなー」と、ちょっぴり照れながら、さっきまでの涙目は、どこへやら…キラキラと目を輝かせてうれしそうな笑顔に…。
「実は、祖母が、体調を崩して寝ているの…。そこでミモロちゃんのブログを見せたら、写真を楽しそうに見て、カワイイねぇーって…。それから、ずっとミモロちゃんの写真を楽しみにして、すごく元気になったの…。ミモロちゃんのおかげなの…ブログで、写真展をやってるとわかったので、どうしても会いたくて、一緒に来たお友達とちょっと別れて、私は、絶対ミモロちゃんに会うって、ここに来たの…」と。「え~ミモロの写真で、おばあちゃまが元気になったの?ほんと?うれしい…」と、ミモロは、感激して、今度はうれし涙を浮かべます。「そう、ミモロちゃんからパワーもらったのよ…」と。小さなミモロが、ちょっとでも、お役にたてたら…本当にうれしいことです。「おばあちゃまに見せてあげてねー」と、ミモロは、その方の携帯のカメラの前に…。「これからも、ずっとブログ見てますから、がんばってねー」と、やさしい言葉をいただいたミモロ。「こちらこそ、よろしく…あの~おばあちゃまにも、よろしく伝えてくださいね…ミモロからパワー送りますから…」と。とても素敵な出会い…「写真展やってよかったー」と思うミモロです。


すると、次に、またかわいいお客様がやってきました。今度は、やはり手作りのクマのきゃり~ちゃん。リボンを付けた女の子です。「いらっしゃいませー」ミモロは、会場内を案内して、それからいっしょにピアノの前へ。
「連弾しよう…」と、音のでないピアノですが、ふたりはたのしそう…。

「これ、あとで読んでね・・・」と渡されたお手紙。開けてみると、素敵な写真と言葉が…。
『ミモロ様へ  いつも、楽しくブログを拝見しています。これからも、素敵なところや、そこにおられる、魅力ある人達を紹介してくださいね きゃり~&テン』と。本当に、ありがたいお手紙です。写真は、作られた方の愛情がいっぱい感じられる可愛らしいクマちゃんたち…大切にされていることがよくわかります。幸せな子たちです。



「私、ぬいぐるみ大好きなんです。でも、この歳で、なんか恥ずかしくって…」と、クマちゃんをおつくりなった方は、少し恥じらいながらおっしゃいました。でも、あどけないものを、可愛がる心は、とても大切。それは、大人になっても、また男の方でも、忘れてはいけないことだと思います。だって、だれでも昔は子供だったのですから…。どんなに威張った人でも、頑固なおじいさんでも、こわそうなお兄さんでも、赤ちゃんの時があって、可愛いものをかわいがっていた時代を経ているんです。

いままで、ミモロといっしょに多くの方が、カメラの前に立ってくださいました。その誰もが、ミモロを手に抱くとき、本当にやさしい目をなさいます。その瞬間が、とても素敵なのです。
写真展の会場内にあるフォトフレームでは、500人以上の人たちのミモロ写真がスライドショーでご覧になれます。職人さん、コックさん、お寺の住職さん、神社の宮司さん、舞妓さん、店員さんなど、ミモロが出会った京都のいろいろな職業の方たちが、みんなミモロを持って、本当に素晴らしい笑顔で、写っている写真です。それを見ていると、こちらまで、笑顔になってしまいます。


この日も、午後になり、次々にお客様がいらっしゃいました。(一部の方々…)
みんなの笑顔に出会えたミモロは、本当にうれしそう。

だれ?お客様が来なくて、泣きべそかいていたのは?「う~ん、だって~」と、ミモロは、恥ずかしそう…。そこでちょっとおどけて…「ブーブー、ブタのミモロだよー」と、ブタ鼻を付けて…
わーなんか妙に似合う…。そこにいたお友達からも、「ミモロちゃん、似合いすぎ!」との声が上がります。
「ブーブー」もしかして、ミモロ、ネコじゃなくて、本当はブタだったの?
「ブヒー」、ミモロ、もうやめて…ホントにブタに見えてくる…。
これから「ネコのミモロ」じゃなくて、「ブタのミモロのJAPAN TRAVEL」にタイトル変更しなくちゃいけないかも。

「え~やだ~」とあわてて、ブタ鼻を取るミモロでした。

さぁ、本日、17:00で、「ネコのミモロの京都案内写真展ー大好きなクラフト作家さんといっしょ」も幕を閉じます。どうぞ、その前に、ぜひ…ミモロに会いに来てください…


写真展会場は、平安神宮の鳥居のそば、セブンイレブンの並びのマンションの1階です。

「きねや岡崎店」075-751-6677


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コメント (2)
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