「早くいかないと、終わっちゃうよ~」と、ミモロがせかすのは、『平安神宮』の花菖蒲です。
春は、桜、秋は紅葉の美しい『平安神宮』の神苑は、初夏は、花菖蒲と睡蓮が彩ります。
「わー咲いてる…」ミモロが訪れた月曜日…まだ池の畔には、薄紫、白などの花菖蒲がたわわに花びらを広げていました。



「ここのお庭は、何度も来てるから、まぁミモロのお庭みたいなもの…」と、慣れた足取りで庭の中を進みます。


池にかかる八つ橋は、花菖蒲を鑑賞する絶好のポイント。
「わ~きれい…」

「京都にサマータイムがあるといいのにね~。それに、お寺や神社を、朝早く参拝できたり、夕暮れまで、散策できるよう、開いている時間が、夏だけ長いと、観光客の人喜ぶのにねぇ~」と、つい思ってしまうミモロです。
花菖蒲のそばには、白と紅色の睡蓮が、美しさを競うよう…。


「あ、池に花菖蒲が映っている…」池の面に映る花と周囲の木々で、池は、緑色にそまっていました。


「もっと睡蓮がいっぱいあるとこがあるよ~」と、ミモロは、本殿の裏の道を足早に進み、東側の中神苑に向かいます。
「ほらね~」


すでにカキツバタは、花を終えていますが、池には、睡蓮が花盛りの時を迎えています。

『平安神宮』の神苑は、ミモロにとって、一番身近なお庭。もうこれで4回目の夏を迎えることに…。
何度も訪れるお庭の景色は、日常の見慣れた景色になりました。


「でもね、何度来ても飽きないの…気持ちがホッとする…」と。


境内に敷き詰められた白砂は、確かに太陽の光を反射して、いっそうまぶしく、強烈に…。そこは我慢して、神苑に入れば、木々が、日陰を作っています。

ブログを見たら、金魚をクリックしてね。ミモロより…