1泊の予定で、やってきた琵琶湖畔に建つ「琵琶湖ホテル」。夕暮れのお散歩の後は、いよいよミモロが楽しみな夕食です。

ミモロは、ホテルに1泊2食付(18000円)で滞在。実は、当日に思い立ち、ひとり(ミモロは、数に入らないので)で宿泊ができるところは、限られていました。幸いにも、このホテルを見つけ、13時に予約して、17時ごろには、ホテルに到着。なんとも慌ただしい出発。「もっと前からちゃんと予、計画すればいいのに~」とミモロに怒られる始末。
夕食は、レストランでのブッフェスタイルのものを選べましたが、ゆっくり食べたいので、日本料理のミニ会席を・・。
先付、お造り、煮物などの小鉢、そして焼き物が続きます。


「えーっとゴマ豆腐、鯛とかつおのお造りでしょ、それに季節の野菜の水晶炊だー」と、言いながらぺロリ。
「あのーご飯、先にお願いしていいですか?」お酒をこの日は、飲まなかったミモロは、ご飯と汁物といっしょにおかずをいただくことに…。


「このごはん美味しい・・・」お米は、近江の棚田米、ホテルのスタッフが田植えをして、収穫したお米だそう。
赤出汁は、魚のアラ、わかめ、なめこ、そうめんが入った具だくさんのお汁です。
そして小鍋には、豚沢煮…お豆腐、野菜が入った豚肉のお鍋でした。
「やっぱりミニだった…もうおしまい…」でも、ほどよくお腹はいっぱいに…。
そして〆は、季節のフルーツ。

ミモロの大好きなメロンが登場。宿の食事が多過ぎるという人には、おすすめの量でした。
食事の後は、温泉へ。このホテルには、天然温泉があるんです。29度という冷泉ですが、加温してほどよい湯加減になった単純泉です。大きな湯船の内風呂と琵琶湖が一望できる露天風呂がありました。「大きなお風呂って気持ちいい…」いつも小さな家のお風呂…幸い誰もいないのを見て、ミモロは、ネコ泳ぎ…。
久しぶりの温泉で、リラックスしたミモロは、部屋に戻ると、あっという間に、熟睡…。
さて、翌朝、朝日がベッドに注ぐころ…


「さぁお散歩に行こう…」とホテルの前へ、湖畔の散歩を楽しむことに…。

「なんかお蔵みたいな建物がある…なんだろ?」



右側は、「大津市中消防署水上出張所」。そして左側は、「滋賀県警 水上警察隊 大津分駐所」。つまり消防署と警察署なのです。昭和に建てられた建物は、ちょっとレトロな感じで、琵琶湖の景色に似合います。
建物の脇に停泊する船…


「赤い船は消防署の船だー」とミモロは、興味津々で近づきます。水上消防隊の役割は、水上での船の火災の消火活動をはじめ、事故などに会った人の救助活動…「湖の救急車なんだ」
そして、こちらの白い船は、水上警察のもの。

「日本最大の湖を警備するのって大変だよねーだって広いもの…」


湖畔沿いに歩くと、「あれ、ここおうちなの?」桟橋の下にガチョウの姿…。



停泊する遊覧船「ミシガン」のそばに…


「有名なミシガンだ~」この遊覧船は、昭和57年(1982)に滋賀県の友好姉妹都市アメリカのミシガン州に因んで就航したもの。非日常の時間を楽しんでもらうための船で、豪華な内装、さまざまな料理やエンターテイメントがゲストを迎える琵琶湖クルーズです。
「なんか琵琶湖でアメリカ…っていうのも不思議だけど、芦ノ湖には、海賊船があるし、鳥羽には竜宮城の船があった…」とミモロ、日本各地の湖や海の遊覧船は、どこも個性的ですね。
「でも、すごく日本的な雰囲気の遊覧船もあった方が、日本を訪れる外国人観光客には、いいと思うんだけど…」とミモロ。みなさんどう思われますか?
「もうお腹ペコペコ…」と、十分にお散歩を楽しんだミモロは、ホテルにもどって朝食へ一目散。ミモロは、朝も、日本食を選択。滋賀県のものたくさん食べたいというので…。


現在の和朝食は、期間限定の「あまのいお丼」です。脂がのったビワマスとイクラを、ご飯にのせていただきます。

「たった1泊…しかも家から30分の場所だったけど、すご~く楽しかった…リゾートしちゃった~」と大満足のミモロ。

ホテルによると、京都在住の方の宿泊は、多くないそう…。もちろん大津は、日帰り、いえ、通勤の距離です。でも、宿泊すると、きっと普段のイメージとは異なる体験ができるはず…。「だってプチ旅行なのに、旅費がかからないんだよ~。これって大きい…」とミモロ。
「また来ちゃおう…」と…。広々した湖の景色…天然温泉…ホテルには、日帰り入浴プランもあります。
でも、やっぱり宿泊がおすすめ…。
*「琵琶湖ホテル」の詳しい情報はホームページで…

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