祇園、四条通に面した「かづら清 老舗」は、女性の憧れのお店。
ミモロも、その前を通るたびに、必ずウィンドーに立ち止まります。
ここは、創業145年を超える、女性の髪にまつわる品々を扱ってきた老舗です。店内には、様々な髪飾りが艶やかに並んでいます。舞妓さんが付けるような、可愛らしい花の髪飾りなど、ミモロ憧れの品々も…。
「こういうのつけてみたい…」と羨望のまなざし。
来月は、祇園祭、浴衣にぴったりの素敵な髪飾りも豊富にそろっています。
つまみ細工の髪飾りは、クラシックな雰囲気とともに、現代風なセンスも漂わす品。
「似合う?」なかなかいい感じかも…。
「これも大人の女性って感じ…」べっ甲や本うるしのシックな髪飾りなども…。
「かづら清老舗」は、慶応元年、かづら類を扱う清三郎の店として誕生したそう。祇園という土地柄、その品々には、独特の艶やかさが…。伝統の美しさに、現代的センスを調和させた品々は、時代を経ても、女性たちのハートを捉えています。
髪飾りだけでなく、髪自体の美しさを保つ品々もいろいろと…。数ある品の中でも、ロングセラーなのが、椿油です。
九州の五島列島にある自社椿園で育ったヤブツバキの実から、自社工場で搾油した、良質の椿油は、髪や頭皮をしっとりつややかにしてくれます。
夏の強い紫外線からも、髪を守る働きがあるそう。「全身に使いたい気分…」と、ミモロ。夏の陽射しで乱れがちの毛並も、きっとツヤツヤになるかも…。
その椿油を使ったオリジナルのスキンケア製品も、人気。ラベンダーなどの香りをプラスした「香る椿」は、使うたびに、アロマが心を癒してくれます。髪だけでなく、顔や体にも使いたい万能オイルです。
さらに、舞妓さんのような絹美肌を作るという、「椿のBBクリーム」も注目されるひと品。6割以上が美容液成分のBBクリームなんだそう。
昔からの椿油も、今の人が使いやすい製品へと進化しているのです。
また店内には、オリジナルの小物も並んでいます。
椿オイルにちなんで、椿の花のデザインの化粧ポーチや小物入れ。どれも使いやすいサイズ・・・。
「この鏡もカワイイ・・・」ネコのデザインの押絵が施された手鏡も…。
店内をあちこち歩き回るミモロです。
さらに、お店のショーケースに見つけた珍しいもの…。それは、久邇香水(くにこうすい)という、知る人ぞ知る香水。前皇太后陛下の兄君の久邇宮さまが創作され、昭和26年から旧宮家の方の間で愛用された香りだそう。上品なジャスミンとローズの香りがそろっています。
発売当時のイメージガールは、女優の原節子さん。日本女性にふさわしい気品ある香りとして、今も愛用者が多いのだとか。
女性が憧れる品々が豊富にそろう店内…ミモロの興味も尽きません。
*「かづら清老舗 祇園本店」八坂神社の西側。四条通の北側です。9:30~19:00 水曜休み
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