「わ~今年も金魚すくいするんだ~」と、毎年ミモロが楽しみにしているのが、白川、粟田地区の「子供夏まつり」です。
今年で、ミモロが参加し始めて4回目。年々のその評判は高まり、粟田地区だけでなく、わざわざ遠くからやってくる人も…。
ミモロも水着でおでかけ
「わ~もうこんなに子供たちが集まってる…」白川には、魚をすくう網をもった子供やその父兄の姿が…。
ミモロも水着姿で、小さなバケツと金魚すくいネットを持って出かけました。
「あ、ミモロちゃんカッコイイ~」とサングラス姿のミモロに声が…
「そう?」とまんざらでも顔を…。
ミモロ、早く準備しなくちゃ…「あ、そうだった~」と慌てて本部へ。
そこには、川に放流する金魚が、バケツに分けられて置かれています。ミモロは、金魚の放流係なのです。
すでにその係りを務めて3回目。ベテランの放流係です。放流は、10時15分から、15~20分ごとに、12時30分ごろまで、川のさまざまな場所で係りの人が行います。さぁ、そろそろ放流の時間です。「ここら辺で放流しよう…」
バケツをもったミモロは、川を眺め、子供たちが待ち構えるところでバケツから金魚を川に放します。
一斉に子供たちが金魚めがけて網をふり、夢中で捕まえようと…。
この「白川子供夏まつり」は、6年ほど前から復活された夏のイベント。一時は、子供の数が減ったなどの理由から開催されていませんでした。でも、ちょうどミモロが京都に暮らし始めた頃から、復活し、ミモロは、ご近所のみなさんの仲間に入れていただき、金魚の放流係をさせてもらっているのです。
金魚の放流の時間の合間、川沿いに並ぶテントなどを見て回ります。
「ポップコーンください~」
「はい、どうぞ~」
「あの~タコ煎餅くださ~い」「はい、ソースたっぷりね~」
「かき氷くださ~い」
次々に食べ物ブースをまわります。「これ、全部無料なの~」そうご町内の方々がボランティアで開くテント。ほかには、有料でお好み焼きや豆大福などもあります。
「あ、放流の時間…」タコ煎餅を口に突っ込んで、慌てて本部へ。そして、また金魚の放流を行います。
「ダーツもある~」
的に当てると、おもちゃがもらえます。でもミモロは、ハズレ~残念…
「これもやろう~」と次に向かったのは、カラーボールすくい。
「あの赤いの狙おう~」
真剣に狙いを定めます。ここでは、無事にボールをゲット。
「あ、タッチャンお兄ちゃんだ~。何してるの?」ミモロがよくお世話になっているお兄さんです。「ヨーヨー作ってるの…」大きな注射器のようなものに、水を入れ、それを先端の風船へ。そして空気を送ります。「わ~面白い…やらせて~」とミモロ。
「そう、ゆっくり水を押し込んで…」「うん…」
真剣に取り組むミモロです。初めてのヨーヨーづくり、次第にコツを覚えます。
「はい、ミモロちゃん特製のヨーヨー作ってあげる…」「ありがとう…」
お水が少な目で、ミモロが持つにはちょうどいい重さです。ポンポン、ヨーヨーで遊ぶミモロです。
「金魚の放流係の人は、お弁当どうぞ~」とおむすびとお茶を頂きました。
すでにポプコーンとかき氷、タコ煎餅を食べているミモロですが、しっかりおむすびも…。
12時半…最後の金魚の放流を終えて、「白川子供夏まつり」は終了。ミモロは、周辺のゴミ集めなどをお手伝いして家に戻りました。
放流された金魚は、子供たちの網を逃れたものも多く、翌日、白川沿いを歩くと、金魚の姿が見つけられます。また、ゲットしたけど、育てられない金魚は、再び白川に放流されることも…。
ご近所の家では、ここで捕まえた金魚を育て、ずいぶん大きくなったものも多数。
ミモロは、今回、おうちに持って帰りませんでした。「だってお世話するものたくさんあるんだもの…」
この日の気温は、なんと京都は39度。でも川に入っていた間、ミモロは、それほど暑くなさそう…。
三条通を帰るとき、熱風がミモロを包みました。「ギャー猛烈!」逃げ場のない暑さに頭がクラクラしてきます。
「すごく楽しかったね~」とミモロ。京都暮らしの夏の風物詩のひとつになっている地元のお祭りです。
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