四条大宮の駅から、「梛神社」方向に進む道の東側に、おしゃれな白いお店があります。
「アイシングクッキー TOBIRA(とびら）」というお店です。
店内に入ると、かわいい色をしたクッキーが飾られています。
「かわいい～これ、クッキーなんだ～」アイシングクッキーというのは、焼いたクッキーの表面に、着色した砂糖や卵白を使い、絵を描いたり、デコレーションしたクッキーのこと。しっかり乾燥したものなので、日持ちもし、また、自由にデザインができることから、お祝いなどのギフトに人気です。
「へぇーいろんなクッキーがあるんだ～食べるのもったいない感じ…」とミモロは、ショーケースの中のクッキーを見つめます。
このお店のオーナーであり、クッキーの製作者の米田麻由さんが、このお店の開いたのは、5月15日。まだオープンしたてのお店ですが、その評判は、すでに高く、ミモロのお友達も知っていました。
以前は、パンやケーキづくりの先生をなさっていたそう。ここのアイシングクッキーに使われているのは、天然色素で、赤ちゃんでも、授乳中のママでも安心して食べられるクッキーなのだそう。
形や色、表面の絵など、作り手の個性が活かされるのも、このクッキーの特徴のひとつです。
「ご希望で、オリジナルクッキーも作れますよ。例えば、結婚式の引き出物や、赤ちゃん誕生のお返しなど、いろいろなギフトとしてもご利用いただけます」と。
「あの～ミモロのクッキーもできますか？」「はい、もちろん、こんな感じというのを伝えてくださったら作りますよ」と。
「ホント？ミモロクッキー作ってもらおうかな～」と、かわいいクッキーを見ながら、真剣に考えるミモロです。
手の込んだクッキーだけに1枚400円～くらいはします。でも、美味しい上に、かわいいんですから…。
「あの～お友達にプレゼントしたいから、これください…」
「また、お願いに伺うかもしれません…よろしく～」とミモロは、クッキーを袋に入れてもらいながら…。
「はい、お待ちしています～」と、米田さんのやさしい声に見送られお店を後にしました。
＊「TOBIRA（とびら）」京都市中京区壬生梛ノ宮町１３の３２ 075-823-0303 11：00～19：00 水曜休み
四条大宮駅から徒歩3分
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