「北大路通と下鴨本通の交差点の近くに、美味しそうなフルーツパフェの看板があったよ~。ねぇ、行ってみようよ~」と、ミモロは、お散歩の途中に目にした看板が気になってしょうがない様子です。


確かに、すごく美味しそうなフルーツがいっぱいのったパフェが、お店のディスプレーに…。
マンションの1階にあるお店は、「フルーツ&カフェ HOSOKAWA(ほそかわ)」という昭和23年から、ここでお店を構えている京都でも有名な果物専門店です。


ミモロは、店内へ。
ずらりと旬の果物が並ぶ棚…「わ~どれも美味しそう…」



今は、夏の果物、桃や梨が、誇らしげに並んでいます。
「1こ1000円だって~」と、値段を見たミモロは、ちょっとひるみます。「すごく特別な感じの果物…」
東京にも「千疋屋」「高野」「万惣」など高級果物のお店がありますが、ここは、まさにその京都版。
ここに並ぶのは、厳選された果物ばかり。京都の人たちは、贈答品に使うことが多いそう。


木箱入りのメロンやジャムなど、贈り物にぴったりの品々が揃っています。ミモロ、触っちゃダメよ~。「うん、匂いだけ…クンクン」と高級メロンの香りだけ…。
「あ、これならお手頃だよ…」

このお店の名前を知る人が多いのは、京都の「高島屋」に入ってるお店ということも。ここ下鴨が、その本店です。
かつて京都には、老舗のフルーツパーラーが、寺町や祇園などにありました。小説家、梶井基次郎の「檸檬」にも、寺町二条のフルーツ店が登場しています。当時、フルーツパーラーは、ハイカラな場所。多くの文化人や芸術家が、しばし心和むひとときをすごしたのです。
果物には、手が出なくても、ここには、カフェが併設されています。

「なに食べようかな~?」


色とりどりのフルーツがいっぱいのったパフェに、ミモロは夢中…。「今は氷もあるんだ~」とますます悩みます。
「う~どれも美味しそう…この桃のパフェもいいなぁ~」今は、旬の桃がたっぷり味わえるパフェが人気。
やさしい笑顔のお店の方に…「あの~フルーツサンドお願いします」と、結局、選んだのは、イチゴやバナナ、パイナップル、メロン、パパイヤなど5種類の果物が生クリームといっしょにサンドされた、このお店で人気の定番です。



「わ~果物がいっぱい~」イチゴやバナナなど5種類の果物が、大き目にカットされ、それを生クリームとパンがまとめている感じ…。「すごい豪華版…こんなに果物たっぷりのフルーツサンド食べたことない…!」と感激するミモロです。
このフルーツサンドは、持ち帰りも可能。「今度、お友達が遊びに来たとき、紅茶といっしょにおもてなししよう…」と。
本当に、ボリュームたっぷりのフルーツサンド。お店には、他にもフルーツタルトなどのケーキも用意されています。
店には、遠くから訪れた家族連れの姿も…。
「今度は、パフェにしようかな?」やはりパフェにも未練たっぷりのミモロでした。
*「フルーツ&カフェ HOSOKAWA]の詳しい情報は、ホームページで

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