「あ、今日は、雨降りだ~」、朝ミモロは、ベッドから抜け出すと、ベランダへ。
晴れていると、くっきり見える比叡山も、今日は、雲に隠れて、その姿が見えません。「こういう雲の日は、1日中ぐずついた天気になるんだよね~」と、毎日眺める比叡山の様子で、その日の天気を知る「ミモロの比叡山天気予報」です。
ベランダには、昔、食べた実の種から芽を出したミカンの木があります。年々大きくなって、いつか実がなることを楽しみにしているミモロです。

「わ~葉っぱがヒドイ状態になってる~」

「あのこたち、どこに行っちゃたんだろ?」とミモロは、枝のあちこちを丹念に見ますが、1匹もいません。
「わ~ん、ヒドイ~アゲハチョウ見たかったのに~」ミカンの葉っぱがある程度食べられることは、覚悟の上。それもアゲハチョウの成長を楽しみにしていたから…。でも、その姿がありません。「また、鳥に食べられちゃったのかな?」とガッカリ。
ミカンの木の周囲を見ていると、「あ、あれ~」

壁に小さなサナギを見つけました。「わ~サナギになってたんだ~。でも、生きてるかな?」ちょっと手でつついてみても、サナギは全く反応しません。「死んじゃったのかな~」と心配そうなミモロです。
まぁ。しばらく様子を見ましょう…もしかしたら、チョウチョになれるかも…。
「でも、すごく小さいよ~アゲハチョウってもっと大きいんじゃないの~?」と…。ともかくしばらく観察を続けましょう。
「あ、実が付いてる」葉の先に小さな緑の実をつけたセンリョウ。「冬になると赤い実が見られるね~」

「なんか元気ない~」と気がかりなのが、上賀茂神社で買った「葵」です。毎日、水を絶やさないように気を付けているのですが、どうも元気がありません。

さて、雨降りの今日…ミモロは、近所の下鴨神社の糺の森で開催中の「下鴨納涼古本まつり」で見つけた本を読むことに…

紅茶を用意し、さっそく読書三昧の1日へ…。
そんなに面白いの?「う~ん…」と返事も上の空…本に集中しています。

ミモロが読んでいるのは、「グリム童話」その初版の翻訳本です。

おなじみの「赤づきん」や「ヘンゼルとグレーテル」「白雪姫」など、初版本の内容は、映画や児童書になっているものと、違いがあります。それがどうもミモロには、面白くてたまらないよう…。
4冊セットで1800円でした。
「これも欲しい~」と買ったのは、マンガの「茶の湯入門」

「茶道のこと、マンガならよくわかるかも…」とミモロ。実は、大雑把に内容を把握するのに、マンガ本は、実に便利。もちろん深い内容はわかりませんが…。歴史上の人物を紹介するマンガ本や児童書は、大人が読んでも面白いもの。わかりやすく内容が集約されているのです。まず、それを読んでから、より深い内容の本を読み進めるのもおすすめなのです。

さて、ミモロの本と共に購入したのが、水上勉著の「金閣炎上」と朝日新聞社編の「梅原猛の授業 仏教」です。

マンが本の「茶の湯の本」と共に、3冊で500円でした。
水上勉の「金閣炎上」は大昔読んだことがあるのですが、京都に暮らしてから読むとまた別の面白さがあるのではと…。
「3冊で500円なんだ~。なんか書いた先生たちが知ったら、悲しくなっちゃうかもね~」とミモロ。
確かに…でも、それほど手軽に買えるので、思わずいろいろ購入しちゃいます。
また、夕方、「下鴨納涼古本まつり」に行きましょ…。
「うん~秋の読書の時間のために、たくさん買っておこう…」とミモロ。

16日まで開催。10時~17時、最終日16時までです。

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