毎月15日、京都大学近くの百万遍「知恩寺」で開催される「手づくり市」。ミモロも、秋晴れに誘われて出かけました。


晴天に恵まれた9月は、いつもより人出も早いよう。京都だけでなく、観光に訪れた東京などからの人たち、また海外からの観光客の姿も目立ちます。
ここ「知恩寺」は、浄土宗のお寺。まず本堂に参拝するミモロです。

いつも本堂のすぐ前に作品を並べる友禅の手描き作家の「きのび」さん。すてきな手描きのTシャツやトートバッグが人気です。

京都の中でも、最大の出店数を誇る「百万遍の手づくり市」。毎回、多くの出店申し込みがあり、抽選でその権利を受けるので、毎回必ず出店できるとは限りません。しかも、出店場所は自由。常連の出店者が多いので、だいだい場所は、自ずと決まってくるのだそう。
「あ、これなんだろ?」とミモロが足を止めたのは、不思議な形のキャンドルのお店。


「あの食べるウニ?」自然の造形美をそのまま活かしたキャンドルは、大阪から出店している「ARATI]というハンドメイドのキャンドル店のもの。使用する蝋は、ヤシ、大豆などの植物性100%のワックス。石油系のものより、ススが少なく、環境にやさしいものだそう。
作品は、自然にインスピレーションを受けて作るのばかりです。
「これ岩?」

「これ、枕にいいかも…なんか眠くなっちゃった~」


「わ~このアクセサリー素敵~」と、自然石を使った繊細なイメージのおしゃれなアクセサリーは、「framary]というブランドのもの。サクセサリー作家さんが、ひとつひとつ丁寧に作り上げた品々です。


「美味しそうなケーキがあるよ~」パウンドケーキ&クッキーの「La Chouette~麻里子さんのケーキ」というもの。季節のコンフィチュールも森島さんの手づくりのもの。フルーツの美味しさがそのまま味わえるジャムです。


「あのパウンドケーキと桃のコンフィチュールください」「はい、ひとつ500円ですから、1000円いただきます」


「あれ~妖怪の子孫の葛城トオルさん…こんにちは~。前に『まいまい京都』の観光ツアーでお世話になりました~」「あ~ミモロちゃんですね~。覚えてますよ」と、京都の魔界に詳しい「妖怪堂」店主の葛城さんが、いつもの法衣姿で…。

今回は、妖怪をモチーフにしたグッズで、妖怪の魅力をアピール。


「妖怪って、怖いけど、カワイイね~」と、百鬼夜行のモチーフを前に。「これは、エコを推進するものです。平安時代の京都は、ゴミ問題を抱えていて、ものを捨てないで、大切に使いましょう。そうしないと、化けて出ますよ~。人々にエコを呼びかけるために描かれたのが、百鬼夜行なんですよ」と、また興味深いお話しを伺います。「へぇそうなんだ~」と、ミモロは妖怪への関心を強めます。
その時、突然、ポトンと何かが落ちてきました。
「わ~栗のイガ…危なかった~」まだ青い栗のイガがミモロのそばに…


「もう少し経ったら、食べられるかな?」まだ秋は、始まったばかり…でも、あっという間に木々は色づき、京都はすっぽり秋色に包まれることでしょう。「今年の秋って、早そうだね~」朝晩すっかり肌寒くなった京都…眠るミモロもタオルケットと蹴飛ばさなくなりました。
「まだまだゆっくり見たいけど、もう行かなくちゃ…」

自転車を止めた西門方向に向かう途中で…「あ、このお店で、前にソックス買ったことある~」と、お店に足を止めるミモロ。



そこには、ミニチュアの品々がいろいろ。「これカワイイよ~」と夢中のミモロ。
「これピッタリ~買って~」とねだったのは、手編みのバッグ。「ね!ミモロにピッタリでしょ」

「あ、ミモロちゃんですね~お写真いいですか?」と、いつもブログを見てくださる方にお目にかかったミモロ。「わ~お目に書かれてうれしいで~す」と握手…。
「キャ~カワイイクマちゃん…」と、そばの方も…。「あの~ネコなんですけど…」「あ、そうだったんだ~ごめんなさい…かわいいお顔してるのね~」と言われ、「そうほどでも…」と、ずうずうしく答えるミモロでした。


ブログを見たら、金魚をクリックしてね~ミモロより