9月3日から京都南座で九月花形歌舞伎の公演が行われていました。今年は、話題の新作歌舞伎「あらしのよるに」が、上演され、連日話題に…。ミモロも「絶対見たい!」というので、24日にチケットをゲットしました。


この新作は、歌舞伎の発祥地、京都の南座で、はじめて上演されるもの。

ミモロは、3階席の1番前の席を予約でき、上演までの時間をワクワクしながら待つことに…。
「あらしのよるに」の原作は、きむらゆういちさんが著した絵本。すでに300万部を超えるベストセラーで、ゲームやアニメ映画化などもされている名作です。
雷がとどろく「あらしのよるに」真っ暗な小屋で、出会ったため、お互いの素性がわかぬまま、意気投合する2匹。翌日の再会を約束…なんとオオカミとヤギだった2匹。オオカミのガブ(中村獅童)にとって、ヤギのメイ(尾上松也)はエサ。「食べたい…」というオオカミの本能と「食べられるかもしれない」という恐怖を超える友情を感じてしまった2匹が、それぞれの仲間の反対などに遭いながらも、堅い友情の絆を持ち続けるというストーリー。
ミモロは、初めから、舞台に釘づけ…。「ヤギのメイちゃんかわいいね~。オオカミのガブくんも素敵だね~」と。
絵本を原作とし、それを伝統的な歌舞伎の手法を使いながら表現された舞台。それは、スピーディーであり、コミカルであり、また涙をもたらす感動の舞台でした。
「食べたいけど、友達…」と葛藤するオオキミのガブ。それを演じる中村獅堂さんが、素敵でした。そして、「美味しそう…」と言われるヤギのメイ。かわいく、本当にオオカミならずとも食べたくなるかわいさです。
「わ~メイちゃん、危ない!」「わ!ガブ君がやられちゃう…」と身を乗りだし、ある時は、ハラハラし、ある時は、涙ぐんでいるミモロです。ネコのミモロとしては、人間にはわからぬ複雑な思いもあるのかもしれません。
「すごく感激した~」と公演後もしばらく興奮冷めやらぬ様子です。
歌舞伎という手法をベースにした衣装なども見どころ。
「あの、ヤギのお姫様、色っぽいね~」
「みんなが一緒に踊るところも迫力あっていいね~」
どんなに立場が違っても、お互いを信じ合う・・・その大切さを教えられるお話しでした。
本日で、千秋楽となりますが、ぜひまた見たい…そう思う作品です。大人も子供も、歌舞伎初体験の人も、ベテランも、それぞれの見方で楽しめるもの…。

歌舞伎鑑賞の後は、すぐ脇にある洋食店「かるみあ」でランチを…。ここはミモロのお気に入りのお店のひとつです。



1500円くらいで、たっぷりと美味しい洋食がいただけます。
「あの~ロールキャベツおねがいしま~す」と大好物をさっそく注文。

まずは、スープとサラダを頂きます。


ランチには、ご飯かパンも…。ミモロが選んだご飯には、自家製の鯛のでんぶがお供に…。

いよいよロールキャベツの出来上がり。

最後は、コーヒーで締めくくり…。

「感動的な歌舞伎を見て、美味しい料理をいただく…最高!」とミモロ。

「南座に行ったときや、祇園に来たとき、ぜひ寄ってみて~すごく美味しいよ~」とミモロもおすすめ。
*「洋食 かるみあ」京都市東山区大和大路通四条下ル大和町6 075-561-5557 ランチ11:30~14:30LO ディナー18:00~22:00LO 火曜休み 京阪「祇園四条」駅から徒歩1分 南座の東側…

ブログを見たら、金魚をクリックしてね~ミモロより