「下鴨神社」の「言社(ことしゃ)」で、毎年秋に行われる「えと祈願祭」。「今まで、そんなお祭りがあるって、知らなかった~」と、ミモロは、今年初めて行くことに…。「えと祈願祭」は、午後1時から中門前で行われます。


「えと祈願祭」は、下鴨神社にある、大国主命が、大国魂命、大物主命、大己貴命などのお名前で祀られている「言社」の秋まつりです。ミモロの大好きな大国様です。

生まれ年の干支ごとに分かれた社は、生まれ年の守護神として崇敬を集めています。来年の干支を祀った社。「たつさんとおさるさんがいっしょなんだ~」

ミモロは、しっかりお参りします。なんか普段より、真剣さがいっそう…。
「だって~福引があるんだよ~。純金小判があたるんだって~」と…。それで真剣に…。



純金小判は、特等で、ほかに電化製品なども当たるよう…。「でも、小判じゃなかったら、福笹が欲しいなぁ~」と。福笹は、5等賞つまりだれでもいただけるものです。
いよいよミモロの番…グルリと福引を回すと、コロンと出たのは「赤い玉」。「はい、福笹です。おめでとうございます」


「あ、あっちにも並ばなくちゃ~。笹持っててね~」というと、次は、おでんとみたらし団子、お酒のところへ。

人気のみたらし団子には、長い列…。

やっとミモロの番になりました。
「あの~お団子くださいなぁ~」


焼きたてのみたらし団子を2本、袋につめてもらいます。

「はい、どうぞ~「「わ~うれしい、みたらし屋さんのお団子だ~」と、大好きなお団子は、ミモロのおやつになりました。
そして、隣に移動して、「あの~おでんください…」「お家で食べるの?それともここで?」と聞かれ、「おうちで…」と、袋詰めのおでんをいただきます。

お酒やジュースももらえます。

さて、ミモロが持っていたのは、模擬店で使える1枚1000円の「福くじ奉賛券」というもの。当日、購入することができます。
拝殿には、家内安全、商売繁盛を祈願して奉納する提灯が下がります。

そして、舞楽、琴、民謡など奉納されます。


「なんか楽しかったね~」と、満足そうなミモロ。

「また、来年もこのお祭りに来よう~」と、いろいろなものをいただいて、すっかり気に入ったよう…。
「だって、そんなに混んでないし、ゆっくりお参りできるもの…」再び、福笹を担ぎ、本当に楽しそう…。

頂いた福笹を引きずりながら、トコトコと世界遺産糺の森を歩きます。

「下鴨神社もいろいろなお祭りがあるんだね~」と、ご近所に暮らし始めて、改めて知ったミモロです。
*「下鴨神社」の詳しい情報は、ホームページで…。