ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「白沙村荘 橋本関雪記念館」で10月25日まで開催中のマニュエラ・ポール=カヴァリエの金箔展へ

2015-10-18 | 博物館・美術館

10月3日、ミモロは、銀閣寺そばの「白沙村荘 橋本関雪記念館」のレセプションに出かけました。
 
10月25日まで開催されるフランス在住の金箔美術工芸作家のマニュエラ・ポール=カヴァリエさんの作品展を鑑賞に…。

10年間暮らしたイタリア フィレンツェで、伝統的な木製品への金箔装飾技法を習得。その後、さまざまな美術品や室内装飾の修復などを行い、さらに技術に磨きをかけます。
また、建築家ピーター・マリノ氏とのコラボで、ルイ・ヴィトンのブティックをはじめ、有名ホテルなどの室内装飾も多数手掛けています。

 
「白沙村荘 橋本関雪記念館」に展示された『書』を思わせる作品。洗練された美しさが、訪れる人たちを魅了しました。

「これ雪山みたいじゃない?」と訪れた人。金や銀の箔が、雄大で神々しい山々を思わせる作品です。

記念館の2階のテラスからは、大文字山が正面に…。
 
「雪が積もったら、すごくキレイだろうなぁ~」と、雪景色を想像するミモロです。

さて、展示作品を鑑賞する前に、ミモロは、お友達といっしょに、レセプションに…。
会場は、敷地内にある「存古楼」です。そこにも金箔の作品が展示されていました。
「大きいねぇ~お月さまみたい…」ミモロの大きさと比べそのサイズがわかります。

「ここで書のパフォーマンスや尺八の演奏もあるんだって…」


広い板張りの「存古楼」には、緋毛氈が敷かれ、書のための準備がされ、その時を静かに待っているようです。


しばらくして、いよいよレセプションがスタート。
カヴァリエさんのご挨拶に続いて、尺八の演奏…そして書家によるパフォーマンスが始まりました。
「いい音色、この場に合うね~」
書家の神郡宇敬さんが描いたのは、今回の作品展のテーマ「影と光」


金箔美術工芸は、日本の美術作品にも多く見られるもの。「美しいものは、世界共通だよね~」とつくづく思うミモロです。

この作品展には、来日中のフランスのマニュエル・バルス首相も視察なさったそう。

この作品展の世話役のおひとり、前田哲央さん。そしてお友達の市原さんと西さん。「ミモロちゃんもアートに興味あるんだ~」
 
「もちろん!やっぱり秋は、アートだよね~」と、鼻を膨らませていうミモロ。京都に暮らして、アート鑑賞の機会がグッと増えたミモロ。
「いろんなところで、展覧会や作品展が行われていて、見たいところいっぱい…見て回るとお腹空いちゃうね~・・・」と、やはりアートと食欲は、切り離せないよう。

10月の週末や連休は、京都各所で、秋祭りも盛んに行われます。
「どうしよう…体がいくつあっても足りない感じ~」と、スケジュール作りに頭を悩ませるミモロです。

*「白沙村荘 橋本関雪記念館」の詳しい情報は、ホームページで


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