ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「叡山電車」に乗って、新緑の鞍馬へ。車窓に迫るみずみずしい緑・・・爽やかさ抜群のプチ旅行

2016-07-02 | 癒し

梅雨明けも間もなくの京都。ある日、ミモロは、叡山電車に乗って、鞍馬へと向かいました。

「叡山電車」は、下鴨神社のそばの「出町柳駅」から、鞍馬や貴船、八瀬など、京都の北部へ続く電車です。

始発駅の「出町柳駅」のホームには、窓が大きな展望列車の「きらら」号が、待っていました。
「わ~『きらら』号だ~。これに乗りたかったんだ~」。叡山電車には、さまざまな種類の車両がありますが、中でも、観光客に人気なのが、この展望列車なのです。

「リゾート列車みたい…シートもフワフワで、ゆったりサイズ・・・」
 「いい乗心地~」

シートは、外の景色がよく見えるように窓に向いたものと、ゆったり一人掛けのシートがあります。
ミモロは、窓向きのシートに座ります。「よくお外見える~」
でも、電車が動き出すと、じっとしていられず、窓のそばに立ってしまいました。
 
「あ、比叡山が見える」出町柳からしばらくの間、住宅地を走る電車。窓の外には、比叡山の姿が…

京都に住んで、実はあんまり電車に乗る機会がないミモロ。「地下鉄はよく乗るけど、お外見えないもん・・・つまんない」

見慣れているはずの住宅地も電車からは、見知らぬ土地にいる心地に…。

乗り物が大好きなミモロは、座り心地がいいシートがあっても、運転席のそばがお気に入り。
「あ、電車来た~」
もう夢中です。「叡山電車」は、2両編成。中には1両のものもあります。運転士さんだけが乗車している、ワンマン電車。
降りる人は、運転席のそば、つまり一番前のドアで、料金を支払って下車します。

「運転士さん、忙しいね~」

朝晩は、仕事に行く人や周辺の学校に通う学生たちで混みあう電車。昼間は、観光客が目立ちます。

やがて電車は、住宅地から山里のエリアに入ってゆきます。
車窓には、周囲の木々が迫ります。「なんか木の匂いがする…クンクン」ミモロの鼻が動きます。
そう、電車が山に入ると、車内には、緑の香りが漂ってくるのです。

出町柳駅から20分ほどで、全く景色が変わります。
新緑の中を進む電車。「気持ちいいねぇ~」とミモロは、窓から見える林や森に見惚れています。

「わ~緑のトンネルみたい」鞍馬に向かう路線の中でも、市原駅から二ノ瀬駅の間は、特に周囲に楓が多く、「もみじのトンネル」と言われる区間です。


秋の紅葉シーズンは、色鮮やかなトンネルに変身。
天井までガラス窓の車内は、居ながらにして紅葉が存分に楽しめるのです。

「もうすぐ着いちゃうの…もっと、乗っていたいのに…」
 
電車は、そろそろ終点の「鞍馬駅」に・・・。

名残惜しそうに外の景色を眺めます。


「あ~到着しちゃった~」電車が鞍馬駅のホームに入りました。
 

鞍馬駅では、天狗がお出迎え・・・


さぁ、ちょっと鞍馬の町を歩きましょ・・・。

出町柳駅から鞍馬駅までは、約30分。「なんか旅行に来た気分・・・」快適な「叡山電車」の旅でした。


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